歯磨き嫌いの子どもも好きになる?! すぐに試したいアイデアまとめ

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歯磨きという言葉を聞くだけで、拒否反応を示すぐらい歯磨きが嫌いな子どももいます。
歯は、お口の健康だけでなく体の健康にも関わってきますので、子どもには何としても歯磨きをしてほしいものです。
とはいえ、あの手この手を使ってもなかなか歯磨きをしてくれない子どもに、少しでも歯磨きを楽しいと思ってもらえるようなアイデアをご紹介します。

この記事のポイント

歯ブラシ・歯磨き剤を子どもと一緒に選ぶ

子どもの歯のことを考え、保護者が選んだ歯ブラシを使っている家庭も多いでしょう。
実際、子どもの歯を考えたものを保護者が選ぶのはよいことですが、子どもの歯ブラシを好きなキャラクターのものに変えるだけでも、自分から「歯磨きしたい!」と言ってくれる場合もあります。

自分で磨く時には好きなキャラクター、保護者が仕上げ磨きをする場合は、保護者が選んだ歯ブラシを使うというように、使い分けをするというのも1つの方法です。

他にも、電動歯ブラシを導入することで、歯みがきが楽しくなり、子どもも保護者も歯磨きに対するストレスが軽減できる場合もあります。

また、子ども向けの歯磨き剤をいくつか用意し、「今日は何味にする?」と聞きながらその日の気分に合わせて選べるようにしてあげるのもおすすめです。

子ども用のデンタルフロスでも、フルーツの風味がついているものもありますので、味当てクイズをするのも面白いですね。

子どもの興味に合わせて、歯磨きが楽しくなるような歯みがきグッズを選んであげましょう。

寝る前・機嫌の悪いときを避けて、みんなで!

夜は、寝る前に歯磨きをしている家庭も多いですが、子どもが眠くなってしまうと余計に「歯磨きをしたくない!」と言う可能性があります。

また、子どもが遊んでいる最中に「歯磨きをしよう!」と誘っても「ヤダ! まだ遊びたい!」と拒否されてしまいます。

このように、子どもが「歯磨き嫌い」と思っていたら実は「子どもにとってタイミングが悪かっただけ」という可能性もあります。

歯磨き嫌いを克服するためにも、子どもが遊んでいる最中や夜寝る前の時間帯を避け、夕ご飯を食べたらすぐに歯磨きをするなど、子どもと話し合いながら歯磨きのタイミングを変えてみるとよいでしょう。
そして、テレビを消して、家族みんなで歯磨きをすることで「歯磨きの時間は家族の楽しい時間」と思ってもらえると、歯磨きを習慣化させやすくなるでしょう。

仕上げ磨きはお人形も一緒に!

小さい子どもほど、自分で歯ブラシを持ちたいけど、保護者の仕上げ磨きは嫌! という場合があります。

保護者が仕上げ磨きをするとき、つい集中するあまり子どもにとって怖い顔に見えてしまう可能性がありますので、優しい顔や痛みのない仕上げ磨きを心がけましょう。

そして歯ブラシを持ちたい! という子どもには、子ども用の歯ブラシとお人形を持たせてあげて、お人形の仕上げ磨きをしてもらう方法もあります。

まとめ & 実践 TIPS

歯磨きはこれから長い人生、ずっと必要になる習慣です。
子どもの歯磨き嫌いを克服することで、お口の健康・体の健康を守ることができます。
使用する歯磨きグッズを工夫してみたり、歯磨きをする時間帯を変えてみたりすることで、意外とすぐに歯磨き嫌いを克服できる可能性もあります。
歯磨き嫌いのお子さんがいる場合は、ぜひ今日から試してみてくださいね。

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