積み木の選び方、「基尺(きじゃく)」って知ってる? 小さい子ほど重要な理由

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子どもたちが大好きな「積み木」。年齢が上がるにつれて物足りなくなり、後から追加して購入することもあるでしょう。そんな時に、一つだけ気を付けてほしいポイントがあります。これをおさえるだけで、子どももストレスなく遊ぶことができますよ。

この記事のポイント

「基尺(きじゃく)」はその積み木の基準となるもの

積み木を買い足す時に注目してほしいのは、「基尺(きじゃく)」です。いったい何なのでしょうか?

基尺は、その積み木セットの基準となるサイズのこと。たとえば、基尺が4cmの積み木セットがあったとします。この場合、このセットには4の倍数(もしくは1/2)の長さの積み木が入っているということ。具体的には、2cm×4cm×4cm、4cm×4cm×8cmといった感じのサイズになります。

基尺は、セットやメーカーによってさまざま。3.5cmや5cmなどいろいろあるので、一度チェックしてみるとよいですね。

買い足す時は基尺が同じものにすると◎

それでは、なぜ基尺に注目するとよいのでしょうか。それは、積み上げた時にキレイに高さを揃えることができるからです。

いろんな種類が混ざっている積み木で遊んだことがあるかた、なんだかイライラしたことがありませんか? 「積み上げても高さが揃わない」「隙間があく」など……。これは、いろんな基尺の積み木が混ざっているから。塔を作ったり橋を渡したりする時は、高さが揃わないとうまくいきません。そのせいで、積み木遊びが嫌になってしまうなんてことも……。

基尺が揃っていれば、この心配はありません。もちろん、同じメーカーの同じ積み木セットを買えば間違いはないでしょう。もし違ったメーカーの積み木を買う時も、基尺を揃えればOK。ちょっとした「イライラ」をなくすだけで、積み木遊びはもっと楽しくなるでしょう。

小さい子どもほど基尺を気にしてあげよう

基尺は、初めて積み木を買う時にも役立ちます。特に、まだ誤飲の心配がある赤ちゃん。この頃は、基尺が4cm以上のものを選びましょう。これだけで、リスクを回避できます。

また、まだうまく積み上げることができない小さな頃は、基尺を意識してあげるとよいでしょう。基尺が揃った積み木を使えば、ぴったりと積み上げられるので、それだけ楽しむことができます。

ただ、年齢が上がってきたら基尺が違っていてもよいという場合も。微妙なサイズの違いを楽しんだり、どうしたら高さが合うか考えたりすることができるからです。もちろん、お子さまが楽しめるのが一番大事。ダイナミックに遊べるお子さまなら基尺を気にせず選び、几帳面なお子さまなら基尺を揃えてあげるというように、性格に合わせて選んであげてもよいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

色や形、素材など、積み木にはいろんな選び方があります。でも、基尺は気にしたことがないかたも多いでしょう。見落としがちだけど、とっても重要な基尺。楽しく遊ぶために、これからの積み木選びのヒントにしてみてはいかがでしょうか?

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