離乳食作りに便利なグッズ3選! 選び方のポイントや時短ワザもご紹介
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初めての離乳食作りは楽しみでもありますが、わからないことも多く不安を感じている保護者も少なくありません。また、いざ離乳食作りが始まると、少量だけ作ることや手間暇かかる工程に大変さを感じることも多いのです。そこで離乳食作りに便利な調理グッズや、簡単にできる時短ワザについてご紹介します。
この記事のポイント
離乳食用調理グッズの選び方
離乳食は細菌への抵抗力が弱い乳幼児が食べるものです。離乳食を作る際には、外からの細菌ができるだけ体内に入り込むことがないよう、衛生面には十分に注意しなければなりません。そのため離乳食用の調理グッズは、丸洗いができて食べ物のかすなどが残らず隅々まで洗えるような構造のものを選ぶようにしましょう。
忙しい日々の中で、手間や時間がかかる離乳食作りは大変と感じることもあるかもしれません。電子レンジや食洗機の使用が可能な調理グッズを選んでおくと、いざというとき便利で時短にもつながりますよ。
また子どもが離乳食を食べるのは短い期間だけです。せっかく購入しても、すぐに使わなくなってしまってはもったいないので、離乳食が完了したあとも使えそうなものを優先して選んでおくことをおすすめします。
- 隅々まで洗える構造のもの
- 電子レンジや食洗機の使用が可能なもの
- 離乳食が完了したあとも使えそうなもの
離乳食作りに便利なグッズ3選!
離乳食作りは手間がかかるので、時短につながる便利グッズをうまく活用したいですね。いろいろな便利グッズがありますが、その中でも人気のものを3つご紹介します。
■ブレンダー
離乳食が始まったばかりの時期は、食材をトロトロの状態にするのが基本です。何度も裏ごししなければいけない食材もあり、手間も時間もかかります。
しかしブレンダーがあれば、裏ごしする手間が省けるだけでなく、短い時間であっという間に完成させることができます。離乳食だけでなく、普段の料理やスムージー、お菓子作りにも活用できるのも嬉しいですね。
■ふた付き製氷皿
冷凍できる食材は多めに作って冷凍保存しておくと、毎回調理する手間が省けて便利です。ふた付きの製氷皿があると、1回に使用する分量ずつ小分けにして保存することができます。
食材が凍ったらチャック付きの保存用袋に移して、空になった製氷皿にまた新たな食材を入れて凍らせるという方法なら、製氷皿は1~2個程度用意しておけば十分です。
■離乳食はさみ
離乳食中期以降、少しずつ固形物が食べられるようになってきたころに役立つのが離乳食はさみです。ちょっとだけカットしたい時に包丁を出すのが面倒という時や、汁物の中の具を小さくしたい時などに便利ですよ。
離乳食はさみは、ケースに入っていて持ち運び可能なものや、切るだけでなく潰したりすくったりといった機能も併せ持ったものなど、さまざまな種類があるので、ニーズに合わせて選んでくださいね。
- 裏ごしの手間を省けるブレンダー
- 小分けにして冷凍保存できるふた付き製氷皿
- ちょっとだけカットしたい時の離乳食はさみ
小ワザを使ってさらに時短
手間暇かかる離乳食作りですが、ほんの少しの工夫が時短につながります。
野菜を茹でる際には、大人用のみそ汁を作るときに一緒に入れて茹でれば、お湯を沸かす時間が短縮できますし、洗い物も減らせますね。具材を分けておきたい時には、みそこしに離乳食用の食材を入れて、そのまま鍋に入れておくとすぐに取り出せます。
またパンや茹でたブロッコリーを凍らせてからすりおろしたり、高野豆腐や麩を乾燥したまますりおろしたりするとすり潰す時間が短縮できます。少量の食材をこしたり少量のだし汁を作ったりする時には、茶こしを利用するのも便利です。
- 大人用と一緒に加熱する
- 冷凍や乾燥したまますりおろす
- 茶こしを利用する
まとめ & 実践 TIPS
離乳食は最初の1カ月は1日1回、2カ月目からは1日に2回が基本です。初めての食材は小さじ1杯から始めるので、離乳食初期ではあまり多く作りすぎないよう注意しましょう。
寝返りやハイハイができるようになると、それまで以上にお子さまから目を離せなくなりますね。そういった忙しい時期に離乳食作りが負担にならないよう、便利グッズや小ワザをうまく利用して、少しでも手間を減らしていけたらよいですね。
出典:厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』
URL:https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
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