負担なときは無理をしない! 離乳食作りが大変なときベビーフードに頼ってもいい?

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離乳食を食べられるようになるということは、子どもが順調に成長している証でもあるので喜ばしいことですが、離乳食の悩みや不安も同時に発生します。
そんなとき、ベビーフードを利用するのはいかがでしょうか?
ベビーフードのメリットやデメリットについて見ていきながら、離乳食作りの負担を減らす方法を考えてみましょう。

この記事のポイント

離乳食についての悩みとは?

離乳食は赤ちゃんの成長には欠かせないものというのはよく理解していても、赤ちゃんにとっても保護者にとっても初めてだらけ。疑問に思うことや不安に感じることなど、悩みは様々ではないでしょうか。

離乳食に関してどんな悩みがあるのか、厚生労働省の「平成 27 年乳幼児栄養調査」から、「離乳食について困ったこと」を参考に見てみましょう。

・離乳食を作るのが負担、作り方がわからない(味付けが難しい)
・離乳食を作るのに時間がかかる
・モグモグやカミカミをせずにそのまま食べてしまっている
・食べる量が減った、または栄養が偏っている
・食べさせるのが大変、嫌がって食べてくれない
・母乳と粉ミルクを続けながらの離乳食は難しい

離乳食が始まると、保護者は赤ちゃんに対して「食べさせなくてはいけない」というプレッシャーを感じてしまう人もいます。

大変なときは頑張りすぎず、少しでも育児が楽になる方法に頼ってみるのはいかがでしょうか。少しだけ気軽に離乳食に向き合うことで悩みの軽減につながればよいですね。

ベビーフードは便利なアイテム?

離乳食の悩みのなかでは、「離乳食を作るのが負担・大変」、「どうやって作ればいいのかわからない」、「教えてもらっても上手くできない」という意見が目立っていました。
離乳食は普通の料理とは違う特別なもの。味付け、分量、どれをとっても手間がかかるものばかりで、毎日続けていくのは相当大変です。

そんなとき、やはり頼りになるのはベビーフードではないでしょうか。

【ベビーフードの特徴】

・赤ちゃんに必要な栄養がしっかり含まれている
・月齢に合わせて柔らかさも調整されている
・種類が豊富で、赤ちゃんが食べたいときに出してあげることができる
・ほとんどが使いきりのものが多いので、衛生面でも安全と言える

母乳や粉ミルクと一緒のときは離乳食の回数も少なくて大丈夫なのですが、離乳食がメインになってくると食べる量が違ってきます。
何を作ればよいのか困ったとき、どうやって作ればよいのかわからないとき、時間がないときなど、離乳食で悩んだらベビーフードを利用するとよいでしょう。

少しでもベビーフードの利用に不安を感じている場合は、赤ちゃんに食べさせることを目的に購入するのではなく、保護者が味見をしてみて似たような食感や味付けになるように作ってみるなど離乳食作りの参考用として使うのもおすすめです。

ベビーフードのメリット・デメリットは?

便利なベビーフードですが、デメリットについてもきちんと把握しておきましょう。
ベビーフードのメリット・デメリットについてご紹介します。

(メリット)

・手作りのものと合わせて使うことが出来るので、メニューが増える
・ベビーフードだけでも赤ちゃんに必要な栄養を摂取することが可能なので健康面の不安を少しだけ軽減できる
・月齢に合わせたベビーフードを使うことで、具材の硬さや大きさ、とろみなどに違いがあるので便利(離乳食作りの参考になる)

(デメリット)

・ベビーフードはいろいろな食材を使用して調理されているので、それぞれの食材の味や硬さを体験することができない可能性がある
・月齢に合わせた調理方法にはなっているが、ベビーフードの種類によっては硬すぎたり、やわらかすぎたりしてしまうこともある
・同じベビーフードばかり食べていると栄養が偏るのではという心配がある

デメリットの解決策として、ベビーフードと手作りをミックスしてみると食感や食材そのものの味を体験することができます。
簡単な調理方法ですと細切れにした野菜を、電子レンジなどを使って柔らかくしベビーフードと混ぜ合わせて調理してみるのもおすすめです。

魚と肉に関しては生後8ヶ月頃、またはそれを過ぎたあたりから食べるようになります。
魚と肉は野菜とは違い、どう調理すれば安心して食べさせることができるのか不安に感じている人も多いのではないでしょうか。
ベビーフード製品の外箱等に離乳食メニューの提案なども表示されているので、離乳食の取り合わせの参考にして使える食材や調理方法などを研究してみるとよいでしょう。

ベビーフードは赤ちゃんに必要な栄養や味付けなど、きちんと考えられて作られています。使い方も自由なので、ベビーフードをアレンジしてもOK、もちろんそのまま使ってもらってもOKです。
離乳食の悩みが少しでも軽減されるのであれば、市販のものに頼るのは悪いことではありません。離乳食の期間が楽しくなるのであれば是非、活用してみましょう。

まとめ & 実践 TIPS

離乳食の悩みは、離乳食づくりだけではありません。
食べさせるときに嫌がられるとか、食べさせる時間は決まっていた方がよいのかなど、人によって悩みは様々です。

離乳食づくりが大変なときはベビーフードに頼るのも一つの手です。しかし「ベビーフードが絶対におすすめ!」ということではなく、ベビーフードという選択肢もある、くらいの気持ちでいるだけで、離乳食に対する不安も少し楽になりますよ。


出典:授乳・離乳の支援ガイド 厚生労働省
URL https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf

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