ごっこ遊びは子どもが育つ!成長を促す大人の関わりとは?

1歳半から2歳になる頃から、子どもは見立て遊びや真似っこ遊びをするようになります。「ごっこ遊び」と言われる遊びですね。ごっこ遊びを一緒にするとき、どんなふうに遊んでいますか? 遊びが広がり子どもの成長を促す、ちょっとした関わりのコツをご紹介します。

この記事のポイント

ごっこ遊びを楽しむことで育つものは?

ごっこ遊びは子どもが自ら始めるようになります。初めは「見立て遊び」という遊び方で、保護者が働きかける中にも含まれた遊びや表現でもあります。
例えば、
・コップさん、倒れちゃったね、痛い痛いね
・お花さんきれいね、笑ってるね
などの働きかけからスタートし、次のステップとしては子ども自身から、
・ママは、お花屋さんね
・わたしはママよ、赤ちゃんのオムツ取り換えるの
・〇〇レンジャーだっ!!(テレビのヒーローやヒロインになりきる)
など、見立て遊びからごっこ遊びへと展開していきます。

子どもは見たものを真似することを通して、楽しみながら想像力膨らませます。ごっこ遊びを通して、ルールや順番を守る社会性や、協力して遊びを進めていく協調性、人をおもいやる気持ちが育っていきます。これは普段の生活の中で言って聞かせたり、その都度説明したりするよりも、子どもの心へすんなりと浸透します。このように、子どもはごっこ遊びを通した人とのを通して成長していくのです。

どんなごっこ遊びがあるの?

子どもが楽しむごっこ遊びにはどのような種類があるのでしょうか。
はじめはおままごと、テレビのヒーロー&ヒロインごっこ、動物になりきるなどしてごっこ遊びを楽しむでしょう。やり取りを楽しむこともあれば、同じものになりきることで一体感を得るような並行遊びと呼ばれるごっこ遊びになります。
少しずつ年齢が進むにつれて、保育園ごっこや自分たちが作った設定で複雑になったり、翌日や1週間、何か月と続いたりするごっこ遊びもあります。
また、おうちでも気に入った設定や遊びを繰返し行い、小さなうちは保護者と一緒に楽しみます。

保護者ができることとは?

ごっこ遊びをする子どもへ、保護者ができる援助や声かけなどはどんなことでしょうか。遊びを楽しく持続させ、想像力を豊かに広げるヒントをあげることが大切です。詳しい方法を見ていきましょう。

■わき役に徹し、遊びを広げるヒントと環境をプレゼント

ごっこ遊びの展開は子ども主導権を握れるように考えましょう。保護者はわき役に徹し、遊びが広がるような声かけやヒントを与えたり、おうちの中で楽しめるように環境を設定したりし、手伝います。
例えば、「あ、こんなところに絵本があったよ。」「(隣の部屋を指さし)公園に行ってみよう」など、イメージが膨らむような声かけを工夫し、楽しみを広げます。

■子どもの考えやイメージを大切にし、一緒に楽しむ

子どもは保護者と一緒に遊び、楽しさを共感したがるものです。特にごっこ遊びは終わりが見えず、付き合うのも一苦労ですが、ぜひ少しの時間でも一緒に楽しむようにしましょう。
子どものアイデアやイメージを批判したり否定したりすることなく、誘いや提案にのることが大切です。

■ごっこ遊びから本物の体験へ広げる(家事などのお手伝いやお料理体験へつなげる)

ごっこ遊びの中でお料理やお掃除などをして楽しんだら、実際の家事をお手伝いさせるのも楽しめますね。レタスをちぎる、野菜を洗うなど、危険と無理のないお手伝いをすることでさらに興味や関心を広げることになります。

■様々な場所で経験や体験をさせてあげる

自宅の中で楽しんでいるごっこ遊びも、お出かけしてごっこ遊びをするのも楽しいでしょう。一緒に公園へ出かけて何かになりきってみたり、児童センターなどで他の子どもと一緒にごっこ遊びをしたりするのも刺激になるはずです。その際は保護者が仲立ちとなって遊びを取り持ってあげるといいですね。

まとめ & 実践 TIPS

ごっこ遊びの時間は子どもの想像力を大切にし、様々なイメージや体験、気持ちを育てます。保護者はごっこ遊びを十分に楽しめるように環境を整えること、そして様々な実体験・経験へとつなげていき、豊かな心を育てましょう。


出典:保育所保育指針/厚生労働省
URL https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b.pdf

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