「早くして!」は子どもに伝わりづらい?理由と時間を明確にしてイライラを解決!

つい言ってしまう「早くして!」という言葉。仕事に家事に忙しい中、子どもを急かすことは誰だってあるでしょう。忙しい時に限ってのんびりする子どもに、イライラすることもありますよね。でも、その言葉、もしかすると子どもにちゃんと伝わっていないかもしれません。

この記事のポイント

「早くして!」と言われた時の子どもの気持ち

「早くして」と言われると、大人ならどうすればよいかすぐ理解できるでしょう。でも、子どもはそうではありません。頭の中や心の中は、きっとこんな感じです。

  • 「早くってどのくらい早くすればいいの?」
  • 「なんで早くしなきゃいけないの?」
  • 「十分早くしてるのに……」
  • 「そんなに言われたら集中できない!」

実は、「早く」というのは抽象的な言葉。子どもにはとてもわかりづらいものなのです。だから、どのくらい早くすればよいのかわかっていないことも。いくら言っても急がないのはそのためかもしれません。

また、保護者のかたが思う「早い」と、子どもの思う「早い」は違います。子どもなりに考えて急いでいる可能性もあるでしょう。そんな時に急かされたら、「私だって急いでいるのになんで怒るの!」と子どもは不満に感じてしまうかもしれません。

うまく伝わらないだけでなく、集中できなくさせたり、自信を失わせてしまったり……。その結果、子どもと大人の溝はさらに広がり、何度も「早く」と急かすことになります。これでは悪循環ですよね。それでは、どのように伝えたらよいのでしょうか。

「時間」と「理由」をはっきりさせて見通しを立てよう

「早く」を子どもにわかってもらうためには、具体的に伝えることが大切です。

・いつまでにやってほしいか具体的に伝える

「〇時までにご飯を食べてね」「30秒数える間にお片付けしようね」と、具体的な目標を伝えましょう。時計がまだ読めないお子さまなら、「長い針が12になるまで」といった伝え方がおすすめです。

途中で声をかける時も、「早く」ではなく「あと〇分だよ」というようにすると◎。続けていくことで、少しずつ自分で意識して動けるようになってくるでしょう。

・なぜ早くやってほしいか、何をやってほしいかを具体的に伝える

「幼稚園に遅れるから」「お友達とお約束しているから」など、急いでいる理由をきちんと伝えることも大切です。そうすることで、子どもは急ぐための目的ができ、やる気が出てくるでしょう。

また、やってほしいことを伝えるのも効果的。焦ってしまうと、何をするべきかわからなくなる子どももいるからです。でも、「ご飯を食べてトイレに行って着替えて……」と一気に言うのはやめましょう。あれもこれも言われると、混乱して余計に焦ってしまいます。「まずはご飯を食べてね」と今やってほしいことだけを伝えると、スムーズに動けるようになるでしょう。

のんびりさんにマイペース……子どもの気持ちも尊重して

子どもも一人の人間。大人と同じように、性格も違えば得意不得意も違います。そう思えば、保護者のかたが望むペースで動けなくても納得ですよね。気分が乗らずいつもどおり動けない日だってあるでしょう。

だからまずは、お子さまのペースを理解してあげてください。子どもなりに精いっぱい急いでいるのであれば、そこを認めてあげましょう。

また、お子さまが無理なく動けるような工夫をしてみるのもおすすめ。一番簡単なのは、工程を減らしてあげることです。朝が忙しいなら、服を決めたり持ち物をそろえたりという作業を前日に済ませておきましょう。片付けなら、おもちゃを減らしたり収納箱を1つにまとめたりするとよいですね。

子どもの個性を認めてあげるのと同時に、大人も「早くして」と言わずに済む方法を考えることも大切。お子さまと一緒に、どうしたらよいかを話し合ってみるのもよいでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

「早くして」という言葉は、大人の都合で言ってしまうことが多いです。子どもからしたら、「別に遅くてもいいじゃん」と思っているかも……。大人のものさしで計ってしまいがちですが、一度子ども目線に立って考えてみてください。

もちろん、早くしなければ困る場面もあります。そんな時は、時間と理由をきちんと伝えるようにすると、大人も子どももストレスが溜まらずに済むかもしれません。

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