マンションや集合住宅 幼児向けの騒音対策と心がまえとは

  • 育児・子育て

マンションやアパートでの集合住宅では、幼児の騒音対策が必要な場合があります。「ご近所さんに迷惑がかかっていないか心配」「静かにしなさいと言っても、聞いてくれない」と悩んでいませんか? 今回は集合住宅での騒音対策や、保護者の心構えについてお伝えします。

この記事のポイント

防音グッズでできる限りの対策をする

防音グッズで完璧に音を防ぐことは不可能です。しかしある程度の効果は期待できるので、できる限りの対策をしてみましょう。

騒音は幼児が歩いたときの振動と、おもちゃや声などの音に分けられます。おもに悩んでいる騒音は音と振動どちらなのかを考えてみましょう。足音などの振動なら床に敷く防音マット、声やおもちゃの音の振動なら、防音カーテンなどがおすすめです。

また防音対策をしたい場所についても検討しましょう。夜泣きが気になるなら寝室に、足音が気になるならリビングやダイニングなど、気になる音が発生しやすい場所から対策をしてみてください。

音の出にくいおもちゃを選ぶ

本来ならお子さまの好きなおもちゃで遊べるのが理想ですが、気になる場合はおもちゃ選びを見直してみましょう。

1か所で座って遊べるお絵描きセットや、布製のおもちゃがおすすめです。音の出るおもちゃは、スピーカー部分にシールを貼れば音が小さくなります。固いブロックや積み木などは崩れると大きな音が出るので、布やスポンジ素材のものが良いでしょう。

すでにいくつかのおもちゃを持っている場合は、ベビーサークルに防音マットを敷いて遊ぶのも一つの方法です。

神経質にならずできる限りのことをする

子どもは場所を気にせず大きな声をあげたり、走り回ったりします。何度静かにするように言っても、すぐに理解できません。保護者がどれだけ聞かせても元気が勝ってしまう時期です。

まずは保護者ができる限りのことをしてください。いくつかの騒音対策をしても、音が伝わってしまうこともあるでしょう。あまりに神経質になりすぎると、お子さまも保護者もストレスが溜まってしまいます。

近隣の人の顔を見たらお詫びの言葉を伝えると、相手の気持ちが和らぐこともあります。直接苦情を受けていないのであれば、まずはある程度の騒音対策をして様子をみましょう。

まとめ & 実践 TIPS

たくさんの人が暮らす集合住宅は、周りに迷惑をかけていないか不安になるものです。「癇癪(かんしゃく)を起こしてよく泣くから心配」「よく走り回るので困っている」と悩む保護者の方は、防音グッズやおもちゃ選びで対策をしてみましょう。
それでも音は100%防げるわけではありません。ある程度はお互い様という意識を持ち、神経質になりすぎないようにしてくださいね。


出典:東京都環境局 考えよう「生活騒音」
URL: https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/noise/noise_vibration/daily_life_noises.files/seikatsu_souon.PDF

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