子どもが寝ないとき考えるべきことは?我が子に合った「チェックリスト」作成で悩まない育児を

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多くの保護者が抱える「子どもが寝ない」という悩み。お子さまの成長・発育への影響も気になるし保護者の自由時間もないしで、どうしてもイライラにつながってしまいがちですよね。そんなときは疲れていて、よいアイデアや改善策も浮かびにくい状態。あらかじめ寝ない原因を見える化した「チェックリスト」を作っておくのがおすすめですよ。

この記事のポイント

育児中の保護者は「悩まない」ことが大切

「悩み」は、どうすればよいか分からない状況で発生しやすいものです。とくに自身ではなく大切な我が子のことは、別の人間であるために簡単には解決しにくい部分があるでしょう。

保護者は確実な正解のない「育児」に関しての悩みを抱えやすく、それがずっと気になり続けるために、疲れやストレスにつながってしまいがちです。だからこそ少しでも「悩まない」ための努力や仕組みづくりが必要。そのためにおすすめなのが、お子さまを睡眠へ導きやすくするための「チェックリスト」です。

子どもが寝ないときの「チェックリスト」の作り方

チェックリストの作り方はとっても簡単。一般的な「子どもが寝ない原因」として考えられることをインターネットで調べ、書いていくだけです。そしていざお子さまが寝ないときに、順番にチェックして≪寝やすい環境≫を作っていきましょう。

【チェックリスト内容の例】

・部屋は暗くしているか
・子ども自身がちょうどよい室温だと感じているか
・足が冷えていないか
・便秘ではないか
・お昼にいつもと違う出来事、遊びはなかったか
など

足が冷たい場合は手や毛布で温める、便秘の場合はお腹や背中をさするなどすると、心地よくなって寝つきが早くなることも。また、添い寝中の保護者が隣でスマホを見ていると、お子さまは気になって寝付けなかったりします。

「寝つきを悪くする可能性」をひとつずつ取り除き改善していけば、残るのは最適な環境です。「お昼に興奮させすぎちゃったのが原因かも」という場合は、次回に生かせるとベター。あらかじめ書き出しておくことで、考える労力と手間を省きます。この方法は育児だけでなくいろんな場面で使えるので、ぜひ取り入れてみてください。

分からないときは「すぐに聞く」べし

いろんな可能性を考えてチェックリストを作り環境を整えてみても、何度試してみても「やっぱり寝ない」ということはあると思います。そんなときは悩まずに、早めにかかりつけの病院や保育園・幼稚園の先生に聞いてみるのがおすすめです。

多くの子どもたちを見ている先生たちなら、その状態について分かることもあるかもしれません。「アドバイスを聞いて保護者が試す」というよりも、「先生たちと一緒に改善していく」という姿勢で取り組むと保護者の負担も減るはず。疑問があれば、納得できるまで質問を。なぜそうするのか? 何のためにやるのか? が分かっていれば、アレンジもしやすくなります。

また、個性として「寝ない」子もちらほらいるようです。こちらもそういうタイプなのだと知れば、無理に寝かせようとして親子共に不要な労力やストレスをかける必要もありません。「分からない=悩む」につながりやすいので、まずは調べる・相談するなどの行動を。

まとめ & 実践 TIPS

お子さまがなかなか寝られないとき、保護者だけでなく寝られないお子さま自身も「寝たくても寝られない」ことにストレスや不安を感じてしまっているかもしれません。そんなときはゆとりを持って、優しく「大丈夫だよ」と言ってあげたいものです。

大変なときこそ、その原因となるものの≪見える化≫を。悩まずイライラしない「眠りやすい環境作りのためのチェックリスト」を一緒に考え、実践していけるとよいですね。

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