夜遅く帰ってくる中学生に夜食は必須? 思春期の子どもにおすすめのメニューとは
- 育児・子育て
夜遅くまでがんばっている我が子に「お腹がすいたんだけど……」と言われると、何か作ってあげたくなるものです。でも、夜食を食べることで「太るのでは?」「眠れなくなるのでは?」と心配してしまい、「毎回、これでいいのか悩んでしまう」という保護者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
中学生の夜食作りの注意点や、子ども自身に夜食を作ってもらうためのポイントをご紹介します。
その日の睡眠と翌日の活動に支障が出ない夜食はあり
中学校に入り、部活や塾、習い事が本格的に始まると、「日によって帰宅時間が夜10時を過ぎてしまう」という子どもが増えてきます。そんな子どもを持つ保護者の中には、夜食を作るかどうかで頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
「夜遅いから我慢しなさい」と言うのは簡単ですが、少し心苦しい気持ちになりますよね。夜食は、消化に良いものを取る分には問題ありません。
夜食の作りのポイント
- ・消化吸収に良いものを作る
- ・高カロリーなものは避ける
- ・塩分は低めに抑える
夜食に適したメニューの考え方
夜食に夕飯の唐揚げの残りや市販の揚げパンなど、脂っこい物を取ると、消化吸収に時間がかかり、睡眠に影響が出る可能性があるのでできれば避けたいところです。
夜食をとってから勉強をするなら、脳のエネルギーになるブドウ糖を含む食材を使ったものが好ましいでしょうし、少し小腹が減った程度なら暖かいスープをとると体が温まり、睡眠に入りやすくなるでしょう。
よく夜食にされるもの
- ・ナッツ類
- ・温かいスープ
- ・おにぎり、お餅、トースト
- ・うどん、そうめん
- ・おかゆ、雑炊
子ども自身に作ってもらいたいときはどうすれば?
「夜食は自分で作ってほしい」。そんな気持ちの保護者の方もいらっしゃいますよね。 疲れた体で食事作りをするのはなかなか大変なものです。普段から台所に立っているならともかく、慣れていないならなおさらです。
そんなときに役立つのが、電子レンジだけで作れる簡単レシピやお湯を注ぐだけの即席スープです。
どの程度の下準備が終わっていれば、自分で作れそうかを子どもと話し合い、予め用意しておくのもアイデアですね。
子どもの夜食作りのサポート
- ・簡単レシピ本と食材を用意しておく
- ・夜食用に量が少なめのご飯をストックする
- ・片付けも自分でやるなどルールを決めておく
- ・夜食向きの食材や注意点を話しておく
まとめ & 実践 TIPS
消化吸収によく塩分少なめで、脂っこくないものを作るのが夜食のポイントです。簡単な一品料理を少し用意すればいいだけなので、工夫次第で子ども自身に作ってもらうこともできますよ。
ダイエットが気になる子どもいるでしょうから、夜食に提供するメニューなどは保護者と子どもで話し合って決めていきたいですね。
出典:e-ヘルスネット 快眠と生活習慣
URL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-004.html
出典:健康づくりのための睡眠指針 2014 平成 26 年 3 月 厚生労働省健康局
URL:https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf
出典:e-ヘルスネット ナトリウム
URL:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-024.html
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