ビギナーパパ・ママ必見! 国が認めた夜泣きとの上手な付き合い方
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赤ちゃんが生まれてからというものずっと寝不足…。どうしたら泣き止んでくれる? この子にうんざりする私は親失格? フラフラの体であれこれ考えて、泣き止まない赤ちゃんを抱えて途方に暮れる夜もありますよね。昼も夜もわからない赤ちゃん。仕方ないとはいえパパさん・ママさんの負担はとても大きいもの。今回は負担が少しでも楽になる、夜泣きとの上手な付き合い方をご紹介したいと思います。
この記事のポイント
思いつくことを全部やってみる
言葉が話せない赤ちゃんができる唯一の伝達手段は泣くこと。
「お腹空いた」「おむつ替えて」「眠い」「なんとなく寂しい」など、同じように泣いているように聞こえますがちゃんと泣いている理由があります。
大人よりも体温が高い赤ちゃんは大人が快適と感じる室温で暑いと感じている場合もあります。赤ちゃんが汗をかいていないかチェックしてみるものよいですね。
まずは思い当たる解決方法をすべて試してみましょう。
また、お腹の中で長く過ごしてきた赤ちゃんはお腹の中と似た環境にとても安心します。自動車のエンジン、ビニール袋、掃除機、ドライヤーなどの音は、お腹の中にいたときに聞いていた音とよく似ているので、赤ちゃんも安心しやすいとされています。
お腹の中にいた状態を思い出すおくるみもとても効果的なのでぜひ使ってみてください。
車に乗せて少しドライブに行くのもいいでしょう。エンジンの音と揺れがお腹の中の環境に似ているので泣き止んでくれることもありますよ。
泣かせっぱなしでも大丈夫
困ったことに、泣き止まないときは何をしても泣き止まないのが赤ちゃん。
ストレスで爆発する前に、「そんなものか」と割り切るのも大事です。
病気やケガが原因でなければ少しのあいだ泣き続けても問題ありません。
ストレスで爆発する前に、一度赤ちゃんの傍から一度離れてみましょう。
離れる際はパートナーに見ていてもらうのがベストですが、家に赤ちゃんと二人きりということもあるでしょう。
廊下でもトイレでもお風呂場でもどこでも構いません。
ドアひとつ隔てるだけでもきっと気が楽になるはずです。
SNSで相談したり友達と電話したり好きな音楽を聴いたり気分転換をしてから赤ちゃんのところに戻りましょう。
離れるときは、赤ちゃんの周りに危険がないかを一度確認してくださいね。
赤ちゃんの様子が確認できるベビーモニターも有効ですよ。
赤ちゃんがいることをご近所に話しておく
夜、赤ちゃんが泣き止まず近所迷惑になっているんじゃないか。虐待を疑われていたらどうしよう。など、赤ちゃんを迎えたばかりのご家族は周囲に対してなにかと気を遣ってしまいますよね。アパートやマンションに住んでいる方であれば夜泣きの声が隣や上下の部屋に響いてしまうんじゃないかと心配することもあるかと思います。
急いで泣き止ませようとしても赤ちゃんに焦りが伝わってしまったり、赤ちゃんがなんで泣いているのか普段なら気づけることを焦りで見落としてしまったりすることも。口を塞いで静かにさせることは絶対にNGです。
まずは赤ちゃんが生まれたらご近所に一言ご挨拶しておくと良いでしょう。あらかじめ伝えておくことで「早く静かにさせなきゃ」という焦りも少し和らぎますよ。
まとめ & 実践 TIPS
これまでの研究から赤ちゃんの泣きは生後1~2ヶ月を目安にピークを迎え、生後5ヶ月ごろには収まってくるというデータがあります。
しかし、それでも数ヶ月単位で寝不足に悩まされるため、参ってしまうのが人間です。
食洗器やお掃除ロボットなど、家事を家電に任せてお昼寝の時間を作ったり、シッターさんや一時預かりを利用してお出かけするのも上手なガス抜きの手段。
楽をすることは決して保護者失格ではありません。心にゆとりを持って接してくれる両親に赤ちゃんも穏やかな気持ちになれるでしょう。
出典:厚生労働省
赤ちゃんが泣き止まない ~泣きへの理解と対処のために~
URL
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11901000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Soumuka/0000030730.pdf
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