赤ちゃんのつかまり立ちはいつから? おもちゃを活用して練習してみよう
- 育児・子育て
ハイハイやお座りが上手にできるようになり筋肉が発達してくると、そろそろつかまり立ちを覚え始める時期に突入します。では実際にいつごろから赤ちゃんはつかまり立ちを始めるのでしょうか。つかまり立ちを始める時期の目安やおすすめの練習のしかたをご紹介します。
赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期の目安
早い子では生後6カ月ごろからつかまり立ちを始めますが、赤ちゃんの成長スピードには個人差があり、このつかまり立ちを始める時期はとくにその差が大きいといわれています。生後9~10カ月ごろにつかまり立ちをできるようになる赤ちゃんが最も多く、生後11~12カ月までには90%以上ができるようになるという調査結果もあります。
このように赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期には大きな個人差があるので、周りの子と比較することなく、体の準備が整うまで心配せずに成長を見守りましょう。また月齢が低い段階でつかまり立ちができるようになった場合は、筋肉がまだあまり発達していないため転倒のリスクが高まるので、より安全面を考慮するようにしたいですね。
- 早い子は生後6カ月ごろから始める
- つかまり立ちを始める時期は個人差が大きい
- 生後11~12カ月までには90%以上ができる
つかまり立ちの練習におもちゃを活用してみよう
つかまり立ちの練習は、パパやママが赤ちゃんを支えて立たせることから始めてみましょう。足腰をきたえ次の成長段階につなげるためにも、つかまり立ちの練習をしながら少しずつ筋肉を付けていけるとよいですね。
楽しくつかまり立ちの練習をするためには、おもちゃの活用がおすすめです。赤ちゃんが興味を示すような工夫がされているテーブル型のおもちゃや、手押し車型のおもちゃを使うことで、楽しく遊んでいるうちに自然と筋力を付けることができますよ。おもちゃはサイズが合っていないと転倒などのリスクが高まるので、月齢に合った大きさのものを選ぶようにしましょう。
- まずはパパやママが支えて立たせる練習から
- つかまり立ちの練習にはおもちゃを活用
- 月齢に合ったサイズのものを選ぼう
安全面への配慮も忘れずに
赤ちゃんがつかまり立ちを始めるようになると、高いところにあるものに興味を持つようになります。高いところに置いてあるものを誤飲したり、段差を登って落下したりといったリスクが高まるので、これまで以上に安全面への配慮が必要になります。
硬い床には衝撃を吸収するためのマットを敷く、赤ちゃんがつかまり立ちをした状態で手の届く場所には物を置かない、といった安全対策を忘れないようにしたいですね。部屋の中に危険な場所がある場合には、ベビーサークルなどの活用も検討してみるとよいでしょう。
- つかまり立ちを始めると行動範囲が広がる
- これまで以上に安全面への配慮が必要
まとめ & 実践 TIPS
赤ちゃんがつかまり立ちを始める時期には、個人差があります。おもちゃを活用しながら、赤ちゃんのペースに合わせて焦らず楽しく練習していきましょう。転倒したときに支えられるよう、つかまり立ちをしている間は後ろでそっと見守ってあげてくださいね。
出典:厚生労働省『平成22年乳幼児身体発育調査』
URL: https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/73-22-01.pdf
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