ネット上の友達って大丈夫?子どもと共有したいネットの約束3選
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近年、小学生でスマホデビューするという子も珍しくなくなりましたね。便利なアプリがたくさんで、特にSNSは私たち大人以上に子どもには魅力的に映るもの。
しかし、楽しいものであると同時に犯罪に巻き込まれることもある怖いものだということを認識していますか? 今回はスマホデビューを迎える子どもと一緒に約束したいネットのルールを紹介します。
1.本名や学校名、自分の写真など個人情報は絶対に出さない
インターネットは不特定多数の人が自由に閲覧できる大変便利なものです。反面、写真や名前など個人を特定するものを安易に載せてしまうと知らないところで勝手に使用される危険性もあるということを十分に理解しましょう。
【こんなケースも】
・位置情報が紐づけられていることに気付かずそのまま写真を投稿していた
・自分の顔写真の瞳に映った構造物から住所を特定された
・安易に住所を公開したため、次々と身に覚えのない商品が自宅に届いた
ネットに一度でも流れた情報を完全に削除することは事実上不可能です。顔写真はもちろん、家や学校の周辺の写真も十分危険。友達の写真や個人情報を投稿することも絶対にNG。写真は思っている以上に情報がたくさん載っているということを親子で認識しておきたいですね。
2.どんなに仲が良い人でも絶対に会ってはいけない
SNSでは年齢や名前、性別まで簡単に偽ることができます。
可愛い女性のアイコンだったから安心していたのに実際に会ったら男性で、無理やり車に連れ込まれそうになったなど、優しいふりをして言葉巧みに誘われ、犯罪に巻き込まれたという事例は多数。女子だけでなく男子も性犯罪の被害にあっています。
直接顔を見ることができないSNSだからこそ、作られたキャラクターに騙される子どもたちが後を絶ちません。仲が良いからと安易に会いにいくと怖い目に会う場合があるということをしっかりと覚えときましょう。
3.使う時間を決める
トークアプリでクラスメイトと遊ぶ約束をしたり、通話をしながら宿題をしたりということも大切なコミュニケーションです。しかし、レスに夢中になってつい夜更かしをしてしまい、体調を崩したり勉強に支障が出たりすることも。生活リズムを守るためにも「夜9時以降はスマホやタブレットを使わない」など家庭にあったルール作りをすることが大切です。
使用状況を把握したり使用制限をサポートしてくれるペアレントコントロールの活用が有効です。
まとめ & 実践 TIPS
知りたい情報を検索したり、知らない人ともおしゃべりしたりできるインターネットは楽しくて便利なもの。しかしその一方でアダルトコンテンツなど危険なサイトやアカウントもたくさんあります。
子どもたちが安全にインターネットを楽しむためにもルール作りやフィルタリングサービスの活用など、安心できる環境を整えてあげることも大切。また、何かトラブルの際に相談してもらえるよう普段から信頼関係を築くことも重要です。楽しくインターネットと付き合うために適切な環境下で見守っていきましょう。
出典:内閣府 ネットの危険から子供を守るために
URL:https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_use/index.html
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