早く決めないと間に合わない?! 七五三の前撮りをやるメリットとデメリット

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七五三は、一生のうちの大切な子どもの晴れ姿です。子どもの可愛い姿を写真におさめたいという気持ちは誰でも強いものでしょう。近頃は、お参りと写真撮影を別の日にすることもできます。七五三の写真撮影を前撮りにすると、どんなメリット・デメリットがあるのか、ご紹介します。

この記事のポイント

七五三の写真撮影はいつにする?

女の子は三歳と七歳、男の子は三歳と五歳にお祝いをします。七五三のお参りは11月に行く人も多いと思いますが、問題は、写真撮影の時期をどうするか、というところでしょう。

そもそもいつ写真撮影が可能なのか、撮影のタイミングについて見てみましょう。

【前撮り】 (4月~ 9月頃)
七五三シーズンの11月の時期を外して、先に写真撮影だけを済ませておくことができます。 撮影が終わっているので、あとはお参りだけ11月に行くだけで、気持ちは楽になるでしょう。

【当日撮影】(お参りと同じ日)
お参りも写真撮影も全て同じ日にやります。

【後撮り】 (11月~ 翌年1月)
あまり聞きなれない後撮りは、前撮りとは反対の撮り方になります。11月の七五三シーズンにお参りだけをしておきます。七五三シーズンをずらして、写真だけ後から撮ることができるので、人も少なく落ち着いて撮影ができます。

七五三時期を外した撮影のメリット・デメリット

七五三の写真撮影は子どもが主役ということもあり、着付けからメイクまでの時間を考えても、撮影時期は慎重に考えなくてはいけません。
撮影時期についてそれぞれのメリット、デメリットを確認して、子どもに合った撮影時期を考えてみましょう。

【前撮り】
(メリット)
・お参りと同じ日に撮影をしないので、時間に余裕がある
・子どもの体調に合わせて撮影ができる
・日時に余裕があるので、スケジュールに合わせて撮影日を調整することができる
・インフルエンザなどを気にしないで撮影日が選べる
・夏休みに撮影ができるので、学校を休まなくても平日に撮影ができる
・撮影用の着物を、じっくり選ぶことができる
・前撮りキャンペーンなどの割引サービスを行っている写真館もある

(デメリット)
・早めに撮ることで、七五三のお参り時期に比べると、幼い顔の写真になってしまう
・夏休み中や、夏休み後の写真撮影だと、日に焼けてしまっている
・3歳になりたての子どもの写真を撮るときは、じっとしていられなくて大変になる場合もある

【当日撮影】
(メリット)
・お参りと写真撮影を同時にすることができるので、子どもが何の日なのかをしっかり把握して行動ができる
・外で写真撮影をする場合は、七五三にちょうど良い風景で写真が撮れる
・同じ日に全てを終わらせることができるので、忙しい人は助かる
・保護者が和装で撮影に参加するのであれば、着付けとヘアーメイクが一回で済むのは助かる

(デメリット)
・撮影とお参りが同日なので、子どもが疲れやすい
・時間が長いので、写真撮影をするときに子どもの機嫌が悪くならないか心配
・お参りと撮影を当日にしなくてはいけないので、時間が気になって落ち着かない場合がある
・普段着慣れない着物で行動する時間が長いので、子どもの体調も心配

【後撮り】
(メリット)
・七五三シーズンをずらしているので、落ち着いてゆっくり撮影ができる
・後撮りなので、予約がシーズンの頃より早く取れる
・お参りだけしかしなかった人が、やっぱり写真も撮りたいと思ったときでも活用できる
・夏の日焼けが落ち着いた頃に、撮影をすることができる
・着物を着ても暑い時期よりは着やすいので、子どもが嫌がりづらい
・後撮りも、撮影料金が安くなるサービスを行っているところがある

(デメリット)
・12月~1月頃は寒い日が多く、体調を崩しやすいので注意が必要になる
・七五三時期を過ぎてから写真が出来上がることになる
・クリスマス、お正月などもあるので、撮影時期をいつにするか悩みやすい

家族のスケジュールや、子どもの体調などを気にして、どの時期に写真を撮影するのがいいのか、よく考えて検討することが大切です。

七五三の撮影をさらに楽しむ方法

【前撮り】【後撮り】【当日撮影】は、どれを選んでも一生の思い出になることは間違いないと思います。
撮影時期だけではなく、七五三を楽しむ方法で選んでみるのはいかがでしょうか。

【前撮り】の場合は、写真館で着物をレンタルする場合、写真撮影用とお参り用で違う着物を選ぶことが可能です。色の違う着物を着ることができるのは嬉しいですね。

【後撮り】の場合は、先にお参りだけを洋装で行き、写真撮影のときは着物をレンタルする、というやり方も楽しめると思います。

【前撮り】【後撮り】両方の場合は、どちらかをレンタル着物にして、もう一回着る際は、保護者が子どもの頃に着ていた着物があれば、着させてあげるのも素敵です。

【当日撮影】の場合は、同日に写真撮影をしなくてはいけないので、着物を二回着るというのは難しいのですが、特別な一日として過ごすことができると思います。
お参り、写真撮影が終わった後は、家族皆で食事を楽しむなど、七五三という行事を存分にお祝いしてあげることができるでしょう。

まとめ & 実践 TIPS

七五三の写真撮影を、いつにしようか迷ったら、それぞれのメリットやデメリットを考慮して、子どもも保護者も無理なく撮影に望める日を選びましょう。
子どもメインの行事なので、嫌な気持ちを残さず、楽しく過ごせることが大切です。

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