入学前に覚えておきたい食事のマナー! まずは楽しく食卓を囲むことから始めよう

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食事のマナーはさまざまあり、それらすべてを子どもに教えるというのは容易なことではありません。大人でさえ細かいマナーをすべて把握するのは大変ですよね。ではどの程度まで教えればよいのでしょうか。小学校に入学する前までには覚えておきたい基本的なマナーと、教え方についてご紹介します。

この記事のポイント

小学校入学までに食事のマナーを覚えよう

大人でさえ複雑すぎて覚えることが難しい食事のマナーですが、幼いころから少しずつ身につけていけば、子どもでも基本的なものは無理なく覚えることができます。直前になって急に変えることは難しいので、早い段階から少しずつ覚えられるよう教えていくとよいでしょう。小学校入学までには身につけておきたい、食事のマナーをまとめてみました。

・食事の前に手を洗う
・食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶をする
・姿勢よく食べる(背筋を伸ばす、肘をつかないなど)
・食事中は席を立たない
・正しい箸の持ち方で綺麗に食べる
・口の中に食べ物が入っているときはしゃべらない
・クチャクチャ音を立てて食べない

どれも大人にとっては当たり前と感じるものばかりですが、子どもにとっては難しく感じられるものもあるかもしれません。毎日の食事の時間に一つ一つ確認しながら覚えていけるとよいですね。

  • 食事の前に手を洗う
  • 「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶を
  • 姿勢を正して綺麗に食べる

食事のマナーを親子で一緒に確認してみよう

食事のマナーは、言葉で伝えなくても毎日一緒に食事をしている家族の姿を見て、子どもはある程度までは覚えることができます。まずは保護者のかたがきちんとした食事のマナーを覚えて、子どもに見本を見せることから始めてみましょう。子どもがある程度言葉を理解できる年齢になったら、マナーを守れていないときには、その都度どこがいけないのか注意して教えるとよいですね。注意する際には単に「ダメ!」と叱るのではなく、それがなぜいけないのか理由も説明することで、子どもも理解しやすくなりますよ。

  • 保護者が子どものお手本になり見本を見せる
  • マナーが守れていないときにはその都度注意
  • 注意する際には理由も説明する

食事の時間を楽しむことも大切

子どもに早く食事のマナーを身に付けさせたいという焦りから、きちんと食べていないと厳しく注意してしまうことがあるかもしれません。しかし毎食注意されてばかりでは、食事の時間が苦痛になってしまう可能性があります。毎日の食事の時間が楽しくなるよう、できるだけ笑顔で食べることを心掛けたいですね。

食事を楽しむためには、家族そろってみんなで食卓を囲むことも大切です。仕事などの関係で家族みんなが同じ時間に食べることは難しい家庭もありますが、家族そろって食事する日を月に数回でも設けられるとよいかもしれません。

  • 食事の時間はできるだけ笑顔で楽しく
  • 家族みんなで食卓を囲むことも大切

まとめ & 実践 TIPS

食事のマナーは、親子で一緒に食事をしていれば、ある程度自然に身に付けることができるものです。叱ったり注意したりする前に、子どもに見られていることを意識して、まずは保護者のかたがお手本となれるよう食事のマナーについて改めて確認してみてはいかがでしょうか。


出典:厚生労働省『保育所における食事の提供ガイドライン』
URL:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/pdf/shokujiguide.pdf

出典:『楽しく食べる子どもに~保育所における食育に関する指針~』
URL:https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/06/dl/s0604-2k.pdf

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