お昼寝しないのはウチの子だけ?スーっと眠れるコツは生活リズム
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お昼寝の寝かしつけに何時間もかかっちゃう…眠いのに眠らないから機嫌が悪く、夕飯を食べずに眠ってしまうことも。そんなお子さんにストレスを感じてはいないでしょうか?どうしたらスムーズにお昼寝ができるのか、コツと方法を探ってみましょう。
この記事のポイント
生活リズムを整えよう!
お昼寝をしないのはなぜなのか?それは眠くないからなのでしょう。では、なぜ眠くないのでしょうか。お子さんの生活のリズムを振り返ってみましょう。
お子さまは前の日は夜何時ごろに眠り、朝は何時に起きていますか?
夜遅くまで起きていた場合は朝早く起きることはできません。活動の時間がずれこむことは、生活リズムが乱れてしまいますね。お昼ご飯を食べたらおやつの時間まで眠ってくれることが理想的ですが、遅く起きた場合は午後でも眠くないのでお昼寝ができません。
その代わり夕飯の頃にぐずり、お風呂に入らず眠ってしまうこともあるでしょう。
お昼寝をしっかりさせるには、早寝早起きすることが基本でしょう。
夜遅くまで起きていることが習慣になっている場合は、朝早く起こすことから始めてみましょう。早く起き、少しお昼寝をし、早く眠るというリズムが少しずつ身についていきます。いずれ幼稚園や保育園、小学校など集団生活に入るとき、生活リズムが整っていると順調に過ごすことができるでしょう。
午前中にしっかり活動しよう
できれば午前中は外へ出かけて外気やお日さまに触れられるといいですね。外へ出ることは開放的な気分になり、エネルギーも多く使います。体力がつき、五感も刺激を受けることで心も体も成長することでしょう。
散歩でもお買い物でも、保護者と一緒にでかけたり遊んだりすることで心が満たされることも心地よい疲れへとつながります。
しっかり活動し、お昼ご飯を食べ、よく眠るというリズムを小さな頃に身に着けておくことで大人になってもそのまま習慣化し健康な生活を送ることができるのです。
お昼寝前のルールを決めよう
お昼寝をしようとすると嫌がってお部屋をうろうろしたり、泣いたりと戸惑うことがあるかもしれません。初めからお布団へ横になったりさせようとママやパパが頑張ってしまうとお昼寝は強制される嫌な時間と感じてしまうことも…
そこで、お昼寝をする時間になったらカーテンをするなどお部屋を薄暗くする、ゴロンと横になって絵本を一つ読むなど、お昼寝の時間なのだとわかるような雰囲気づくりをしてみる方法はいかがでしょうか。
一緒に眠るぬいぐるみやお人形を並べる、お昼寝用の服に着替えるなど、子どもと一緒に話し合ってみるのも良いですね。
眠らなくても良いのです。お昼寝の時間だとわかるようにし、ママやパパがごろりと横になってみましょう。くっついて甘え、一緒に横になるようになりますよ。
無理に寝かししながら寝かしつけるだけではなく様々なスキンシップをすればお子さんもいい気分になること間違いなし。大好きなママやパパにくっついて甘える大好きな時間になるかもしれませんね。
お子さまのまぶたが、ちょっとトロンとまどろんできたら、ママやパパもスースーと寝息を立てて寝たふりすることも効果的です。
まとめ & 実践 TIPS
生活のリズムを整え、お昼寝が習慣づくまでは、横になって絵本を読み聞かせるだけでもOKでしょう。体を休めることが目的なので、ゴロゴロしているだけでもいいのです。眠らなかった場合は、午後の活動は抑え、夕飯やお風呂は早く済ませましょう。
いつもより早めに寝かせて朝は早く起こし、しっかり活動しながら生活リズムを作っていきましょう。子ども一人ひとり体内のリズムは違います。お昼寝をしなくても順調に生活できる子どももいるものです。
寝かしつけに何時間も費やし、イライラしてしまうこともあるかもしれません。そんなときはお昼寝を切り上げて絵本を読む、時にはDVDを見せるなどゆったりした遊びをしながらママやパパもゆったり過ごしても良いのです。
焦らず、その子に合わせたお昼寝のリズムを整えてあげたいですね。
出典:子どもの睡眠/厚生労働省
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-007.html
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