子どもは汗っかき!保護者が知っておくべきケアと対処法

  • 育児・子育て

暑い夏が続きますがお子さんとのお出かけの際の汗対策についてはどうしていますか?
子どもは汗をかくもの、放っておくと汗疹や冷え、熱中症の心配も…。汗の処理に備えておきたい対処法や持ち物を考えてみましょう。

この記事のポイント

汗をかいていないくてもこまめな水分補給を

目に見えて汗をかいているときはもちろん、汗をかいていなくても水分補給をこまめにすることを心がけましょう。のどが渇いてから水分補給をするのでは遅いと言われています。 子どもは汗をかきやすいものなのですが、遊びに熱中してしまうとのどの渇きを感じることなく夢中になってしまいます。大人が率先して水分補給をしてあげることが大切ですね。

ところで、水分補給にはどのような飲み物がよいのでしょうか。子どもの欲しがる飲み物は甘いジュースや炭酸飲料が多いかもしれませんが、甘い飲み物は糖分が多く水分補給にはあまり適していません。糖分を分解するにはビタミンB1を大量に消費することになり、ビタミンB1の不足は夏バテしやすくなると言われています。
汗をかいたときの水分補給と言えばスポーツドリンクをイメージしやすいものですが、これも糖分が多いでしょう。最適なのは、水や麦茶などミネラルの豊富な水分です。熱中症を予防したい、体温を下げたいという場合はなるべく冷やしたものを飲ませることも大切です。

衣類の調節&こまめな着替えで汗疹の予防にも

子どもは自分から衣類の調節をすることが難しいですね。新陳代謝の活発な子どもは汗をかきやすいので、水分補給と同じように大人がこまめに調節してあげることが大切です。
汗をたくさんかくことはとても健康なこと。汗をかくことで体温の調節機能が育ち暑さに負けない体質へと成長していきます。

でも、汗をたくさんかいたときにいつまでも濡れた衣類を着せておくと、汗疹や冷えの心配も。
小さなお子さんであれば、シャワーで汗を流してから着替えをしてあげることで防ぐことができます。外出先であれが市販の汗ふきシートも使ってみてはいかがでしょうか。

熱中症や脱水かも?そんなときは病院へ

暑いのに汗が引いてきた、頭痛や嘔吐を訴える、ぐったりしている…そんな様子がある場合は熱中症や脱水の心配があります。お子さんの様子がおかしいと感じた時や心配な時はすぐに病院へかかりましょう。

熱中症や脱水の予防には、こまめな水分補給と着替えの他にも、帽子の着用・帽子や衣類に吹きかける保冷スプレーを使う、おでこなどに張り付けて熱を吸収する湿布状のシートを貼る、保冷剤などを用意しておくことも有効です。
気温の高い夏、小さな子どもの体調は急に変わることもあります。十分に観察し楽しく快適に過ごせるよう、大人が注意しながら見守りたいですね。

まとめ & 実践 TIPS

楽しく遊んでいても長時間暑い場所で過ごすことは小さなお子さんには少し心配です。
涼しい場所へときどき移動し、エアコンや扇風機などを惜しむことなく利用しながら、周囲の大人が体調を観察しながら過ごしましょう。


出典:熱中症予防 声かけプロジェクト/厚生労働省
URL/https://www.hitosuzumi.jp/child

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