何の係になったの?新学期が始まった子どもとのコミュニケーションを深めるコツ

  • 育児・子育て

学校行事が縮小される中、我が子の学校の様子を知る手段が「子どもとのコミュニケーション」に限られてきた感じがしますよね。
2学期が始まり、子どもたちのクラスでは新しい係や当番決めが行われています。係や当番について話題にすることは、子どもの学校生活の様子を知るきっかけになります。新学期が始まった機会に、話をしてみてはいかがでしょうか。
そこで、今回は子どもと係活動や当番活動の話をしながらコミュニケーションをとるコツについて紹介します。

この記事のポイント

係活動は子どもの「やってみたい」が反映されている場合が多い

係活動は、子どもたち自身が「こんな活動があれば学校生活がもっと楽しい・便利になる」と考えて作ったものが多いものです。「めだかの餌やり」や「掲示物係」といったクラスごとに特色のある係りがあるのもそのためです。

そういった事情があるので、子どもが分担された係活動は子ども自身が「やってみたい」と感じた係活動である場合が多いです。

もしかしたら仕方なくその係をやっている可能性もありますが、「どんな係になったの?」と聞くことで学校生活について話してくれるかもしれません。

どんな当番活動があるか知っていますか?把握しておいた方がいい理由

当番活動は、係活動と違って学校生活を円滑に進めるために全ての子どもがやらなければいけません。日直や掃除当番がこれにあたるのですが、我が子のクラスにどんな当番があるか知っていますか?

クラスにある当番について把握しておくと、「子どもの様子がおかしい」と感じたときの声かけのバリエーションが増えます。子どもにとって当番活動は「やらされている」活動であることが多いものです。やりたくない子や指示に従わない子とトラブルになってしまうこともあります。

新学期になったこの機会に、当番活動について子どもに聞いて把握しておくといいでしょう。

保護者の実体験も交えて仲を深めるきっかけに利用して

保護者が関わる学校行事がほぼなくなり、子どもと学校生活について話す機会が少なくなっています。

係活動や当番活動の話題は、保護者の実体験を交えた話がしやすく、子どもとの深いコミュニケーションのきっかけになりやすいです。

保護者の時代にはあったけれど今はない係活動や、当番活動をしたときの失敗談、子どもが担当になったけれど保護者は聞いたことがない係活動など、楽しく話せる話題も多いでしょう。

お互いの話をするうちに子どもの意外な一面を見ることができるかもしれませんね。

まとめ & 実践 TIPS

新学期になると新しい係活動や当番活動が始まります。子どもが何の係になったのか、当番活動の苦労話など、聞いてみてはいかがでしょうか。


学校生活のことを積極的に話してくれない子どもでも、話題をふってあげればポツポツと話してくれるかもしれませんよ。保護者が経験した係活動にまつわるエピソードも交えることで、仲が深まる可能性もあります。


一緒に食卓を囲むときなど、ゆったりとした時間のあるときに試してみましょう。

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