良いおもちゃとの出会いが子どもの心を豊かにする!
- 育児・子育て
子どもに合うおもちゃは、どうやって選ぶのが正解なのか本当に悩みます。普段、どんなことをして遊ぶと喜んでいるのか、何が好きなのか、それさえ知っていればおもちゃ選びはスムーズにいく可能性があります。
お気に入りのおもちゃが見つかるコツをご紹介します。
子どものおもちゃ選びは大変
子どものおもちゃは種類が沢山あるので選ぶのに大変時間がかかります。どれがいいのか悩んだ結果、あまり興味を持ってもらえないと悲しくなります。特に幼児期の子どもは自分でどんな物が欲しいのか具体的に説明するのが苦手です。
そのため、どうしても大人目線で考えてしまいます。子どものおもちゃのほとんどは、成長に合わせたおもちゃになっているので、年齢に合わせて選ぶということは、一つの方法でしょう。
知育おもちゃと呼ばれているおもちゃは、普通のおもちゃよりも更に子どもの興味を引くように考えられています。カラフルで可愛いだけではなく、様々な仕掛けがしてあるので子どもは頭を使って考えながら遊ぶことができます。
おもちゃ選びのコツとしては、お子さまが普段どんなことに夢中になっているのか、よく観察して覚えておくと、少しだけ選ぶのが楽になります。
例えば並べることが好き、絵を描くことが好き、車や電車、動物が好き……など、お子さまが好きなことと関係があるおもちゃを選んであげるとよいでしょう。
おもちゃ選びのコツ
- ・子どもが普段、夢中になっていることに関係があるもの
子どもの好奇心を引き出す効果があるおもちゃ
おもちゃと子どもの関係は深く、心の成長にも役立ちます。知育おもちゃは特に手先を使って考えるおもちゃが多く、子どもの好奇心を引き出します。単純に出来ているようで、ちょっと工夫がされているおもちゃに、意外と子どもは夢中になるものです。
文部科学省が提供しているグッド・トイ賞に選ばれているおもちゃは、どれも面白くて不思議な形をしています。中には遊び方に工夫や想像力が必要な、ちょっと難しいおもちゃもあります。簡単にクリアー出来てしまうおもちゃよりも、なかなかクリアー出来ないおもちゃの方が繰り返し集中して遊べるようです。また、子どもの好奇心を引き出す効果のあるおもちゃのポイントとしては、遊び方が何通りもあるものがよいとされています。
おもちゃ選びに悩んだときは、グッド・トイ賞で紹介されているおもちゃも選択肢に入れて考えてみましょう。グッド・トイ賞を受賞したおもちゃは、かたちがお洒落なものも多く、子どもが大きくなってそのおもちゃで遊ばなくなったときは、オブジェとして飾っておくこともできるため、家族で長く楽しむことができるでしょう。
おもちゃ選びに悩んだとき
- ・グッド・トイ賞で紹介されているおもちゃも選択肢に
親もおもちゃで一緒に遊ぼう
子どもが夢中になって遊んでいるとき、子どもの世界観を大事にするためには、親はそっと見守ってやることが大事です。しばらく見守っているうちに、子どもが少し遊びに飽きている様子が見られたり、子どものほうから「一緒に遊ぼう」と誘われたりしたときには、子どものそばに行って一緒に遊んであげましょう。
中には、初めてのおもちゃが苦手なお子さまもいます。そのようなお子さまは、初めてのおもちゃのことが気になりながらも、見て見ぬふりをして、そのおもちゃには触れずに、いつも遊んでいるおもちゃで遊ぶ様子が見られます。
そんなときは、親の出番です。親が先に初めてのおもちゃに触れている様子を見せることで、子どもは少しずつ警戒心を解いていきます。どんな風に遊ぶのか、親がやっているのをじっくり観察した上で、ようやく初めて自分もやってみたいと興味が沸いてくるのです。
どんなおもちゃを選んだとしても、親子で楽しく遊ぶことができれば、お子さまは十分に満足してくれるでしょう
お子さまが興味を示さなくなってしまったおもちゃがあるとき、親が「このおもちゃで一緒に遊んでみようか」と声をかけるだけで、子どもは嬉しい気持ちになるものです。
親子で一緒におもちゃで遊ぶときのポイント
- ・初めてのおもちゃが苦手なお子さまには、親が先に遊ぶ様子を見せる
- ・おもちゃで親子で楽しく遊ぶことが、お子さまの満足につながる
素敵なおもちゃとの出会いが、子どもの心を豊かに
おもちゃは子どもにとって楽しい教材の一つです。保護者のかたが、どれが良いのか悩んで色々なおもちゃを購入してしまったり、ご親戚やお知り合いのかたから、いくつものおもちゃをいただいたりして、おもちゃが沢山になってしまうこともあるでしょう。
おもちゃが増えすぎて、大人は困ってしまうかもしれませんが、子どもは遊びの天才です。きっと、お子さまは沢山のおもちゃを一つの遊びにつなげて工夫して遊んでくれることでしょう。
お子さまが幼稚園や保育園に通うようになると、おもちゃは先生やお友達との関係をつないでくれる大切な役目を果たします。素敵なおもちゃとの出会いは、子どもの心を豊かにしてくれるものです。
おもちゃを手作りすることのよさ
市販のおもちゃのほかに、自宅にある材料で作る手作りのおもちゃも、心のこもった知育おもちゃとして活躍してくれることでしょう。
おもちゃを親子で一緒につくるときは、いろんな考えを出し合いながら作りたいものを作ることができるため、想像力や集中力が身に付くだけでなく、完成した後の達成感も味わうことができます。
もしも、市販のおもちゃ選びに悩んだときは、手作りおもちゃに挑戦してみるのもおすすめです。
まとめ & 実践 TIPS
お子さまにどんなおもちゃを選ぶべきか迷ってしまったときは、ここでご紹介したアドバイスを参考にしてみてください。
子どもは、あっという間に大きくなってしまうものです。親子で一緒におもちゃで遊ぶことができる貴重な今のひとときをぜひ満喫しながら過ごしてくださいね。
出典:GOOD TOY AWARDS
URL https://goodtoy.jp/
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