これからの時代をどう生き抜く?子どもに本当に身につけさせたい力 【PR】
2030年。少子高齢化が進み、65歳以上の割合が総人口の30%に達する一方、生産年齢人口は総人口の約58%までに減少すると言われています。そんな時代を生きる子どもたちの半数以上は、今は存在しない職業に就くと言われており、将来の変化を予測することが困難な時代に突入していきます。そんな時代を生きる子どもたちのために、いま本当に身につけさせておきたい力とは何でしょうか。
予測困難な時代だからこそ、「思考力」が重要になってくる
将来、「AI(人工知能)の活用」
「自動化・ロボット化」が進み、機械でできる仕事は機械に任せるようになっていくと、より複雑化する課題に対して最適な仕組みを考える「思考力」をもった人材の必要性が高まります。
そのような時代背景を受け、小学校でも2020年度から「プログラミング教育」が実施されます。ひとつずつの手順を考え、組み替えを行い、最適な仕組みを考える「プログラミング的思考」の重要性が広く認知されるようになり、幼児期の習い事のひとつとしても、「プログラミング」の人気が高まりつつあります。
また、「課題を見つける」「仮説を立てる」「検証する」といった「自ら学んで考える力」を育むための「サイエンス教室」なども、新たな習い事の選択肢として、昨今名前が挙がるようになってきました。
こういった習い事を通して思考力を育てるのもひとつの手ですが、実は子どもの思考を促すには「おうちのかたの関わり」がとても重要でした。
幼児の「学びに向かう力」に必要なのは、思考を促し、意欲を尊重する親の態度
ベネッセ教育総合研究所の研究発表によると、幼児期に「学びに向かう力」と「文字・数・思考」を育むためには、親の関わり方が重要であり、意欲を尊重するような関わりをすることで伸びていくことがわかりました。「学びに向かう力」とは、粘り強さや、行動・感情のコントロール、協調性などの力を指します。『非認知的スキル』とも言われており、就学以降の学力や社会的な成功や幸福度に影響している」という研究も報告されています。「学びに向かう力」は、「最後までさせてみる」「一緒に絵本を読む」「しかる前に理由を聞く」「話し合う」などといったことを意識することで、その力を伸ばすことができます。
ぜひ、おうちの中でも意識して取り組んでみてはいかがでしょうか?
親子一緒に体験することで、子どもは安心し、学びが深まる
発達心理学を研究されている沢井佳子先生にも、子どもの思考を促す親子の関わり方についてお話をうかがいました。
沢井:たとえば、おやつの時間には、親子で「数」を学ぶことができます。2つの皿にそれぞれ5個のクッキーをのせる場面を考えてみましょう。片方はお皿にバラバラと5個のクッキーを分散させてのせ、もう片方には、5個をギュッとかためてのせます。どちらも同じ5個ですが、子どもは分散させてのせたクッキーのほうが多いと感じます。それは、見た目の広さにつられて、数も多いと思い込んでしまうからなのです。
そういうときには、お子さんの手を取って「1つと1つをペアにして、数を確かめる(1対1対応)」の作業をしてみましょう。バラバラのクッキーと、ギュッとくっついているクッキーを、1個に1個をペアにして2列に整列させたらどちらも余らず、ぴったり対になった…「つまり同じ数だった!」と、手を動かして確かめることで、「数をくらべる」意味がわかります。5個という個数(集合数)の理解も、ぐんと深まるのです物を動かしながら、数の意味を学ぶ実体験は、おうちの中だからこそできることだと思います。
また、大好きなおうちのかたと一緒に体験すること自体、とても深い意味があるのです。小さいときから愛着が形成されてきたおうちのかたは、お子さまにとって模倣の対象となります。「学ぶこと」は「まねること」。親子で手を動かしながら、語り合い、一緒に体験することで、お子さまの学びはぐんと深まり、考える力の土台を豊かに育んでいくことができます。」
—いかがでしたでしょうか?
子どもの思考力を伸ばすためには、おうちのかたの関わり方がとても重要なようです。
でも毎日の生活の中で、子どもの興味や発達に合わせて思考力を育めるものを探し、関わり方を工夫していくのは、なかなか難しいもの。
そんなときは、教材の力を借りるのもオススメです。<こどもちゃれんじ>では、親子で楽しみながら、子どもの思考力を伸ばす教材を0~6歳まで年齢別に取りそろえています。この機会にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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出典:ベネッセ教育総合研究所「幼児期から小学1年生の家庭教育調査・横断調査」
https://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=3684