【ランドセルで人気の色は?】ランドセル選びでのチェックポイントとこだわりたいこと

時代の流れと共に、赤や黒以外の色のランドセルも見かけることが多くなってきました。さらに最近では、刺しゅうや飾り金具を選べるものなど、色づかいだけではなくデザインも多様化してきています。いまどきの小学生や保護者は、どのようにランドセルを選んでいるのでしょうか?
そこで、今回は小学1年生のお子さんを持つ保護者360人を対象にしたアンケートの結果から、ランドセル事情を紹介していきます。(※2018年4月実施アンケートより)

ランドセル選びの7つのチェックポイント

ランドセルは、色やデザインなど様々な種類があって目移りしてしまうものです。ブランド名や商品名のイメージだけで選んだり、直感で選んだりして失敗した・・・ということのないように、次の7つのチェックポイントを意識していきましょう。

1 素材

耐久性や強度で選ぶなら牛革やコードバンの天然皮革、価格や軽さ、雨や汚れへの強さで選ぶならクラリーノなどの人口皮革がよいでしょう。

2 色

最近は、色のバリエーションが豊富になっています。色によって見た目の印象は大きく変わるもの。6年間使用することを考えてお子さまが気に入ったものを選べると良いでしょう。詳しくは、別段落でも解説します。

3 重量

教科書やノートなど小学生の持ち物は意外と多くあります。空の重量だけでなく、教科書などを入れた際にどのくらいの重さになるかを確認しておきましょう。

4 サイズ

小学校で利用されることの多いA4フラットファイルが入るかを確認しておきましょう。

5 背負いやすさ

重い教科書を入れても、機能性が高く背負いやすいランドセルだと実際の重さよりも負担は少なく感じますし、逆もまた然りです。実際に背負ってみて身体へのフィット感を確認することはもちろん、「肩ベルト」「背中クッション」「背カン」などへの工夫を調べたり、尋ねてみるとよいでしょう。

6 耐久性

ランドセルは容量が大きくなるほど、型崩れもしやすくなるものです。芯材の工夫など、型崩れを防ぐ工夫について確認しておきましょう。

7 安全機能

防犯ブザーが取り付けやすいものとなっているか確認しましょう。また、薄暗い道を歩く可能性がある場合は、反射材がついたものだと安心です。また、ネームプレートや名入れがある場合は、防犯上の観点から外から見て名前が確認できないものになっているかをチェックしましょう。

ランドセルで人気の色ランキングは?

最近のランドセルは驚くほどカラーバリエーションが豊かです。小学校入学に向けてランドセルの購入を考えたとき、多くの方がまず悩むのがランドセルの色でしょう。アンケートの結果でも、さまざまな色が選ばれている傾向が見えました。

男の子に人気の色第1位は「黒系」で50%。第2位は「青系」で14.3%でした。女の子に人気の色は「ピンク系」で31.1%、「赤系」が29.9%で、僅差で「ピンク系」が第1位に。また、男女ともに「茶色系」や「パープル系」もそれぞれ約10%の人が選んでいます。定番の黒や赤は根強い人気がありますが、そのほかの色にも人気が分散しているのが最近の傾向です。

ここ数年で、メタリックな輝きのあるカラーも登場しています(※1)。そのほか、かぶせ(フタ部分)・本体、・サイド等のパーツごとに、パイピング・ステッチ・刺しゅうなどを選べるタイプのランドセルも多く販売されています(※2)。定番の黒でも、ステッチはアカなどの目立つ色にしたり、黒だけれどよく見るとメタリックな輝きがあるものを選んだりと、ひと味違う色の選び方ができるのが、ここ数年の傾向の一つです。

小学生のお子さんがいる保護者が子どもだったころは、「男の子は黒」「女の子は赤」のランドセルが定番でした。しかし、ランドセルの種類が豊富になった現在では、こうした意識は変わってきています。メーカー各社も、性別にとらわれないジェンダーレスなカラーの新色も発表しています。

色の決め手は?

次に、ランドセルの色を決めた理由を聞いたところ、最も多かったのが「子どもの好きな色、もしくは子どもが選んだ色にした」で48.9%となりました。ほかには「一番オーソドックスな色にした」(27.2%)、「自分たちが子どもの頃と同じ色にした」(9.7%)といった回答も。

この結果からも、ランドセル選びの基準が「定番の色」から、「子どもの好きな色」に変化していることがわかります。「みんなとぜんぜん違う色を選んで大丈夫かな?」と心配になるという人もいますが、Q1の結果から見てもランドセルの色は年々バリエーション豊かになっていますから、心配しすぎることはないでしょう。

お子さんが「自分でランドセルを選びたい!」と言う場合は、実際に売り場に足を運んでどんな色があるのか一緒に見てみましょう。色がありすぎて選べないと言うなら、何回か足を運んでじっくり選ぶのもおすすめです。

ただし、学校によっては色が指定されていたり、カバンそのものが指定だったりする場合があるので、注意してください。

ランドセルの色別良かった点・失敗点

ランドセルは6年間使うもののため、購入後に購入前には思いもよらなかった点に気づくこともあるものです。色別に良かった点や失敗点を見ていきましょう。

赤や黒など定番カラーを選んだ場合

定番カラーは、悪目立ちもせず安心感を覚えるものです。とはいえ、お子さまがご自身で選んだ場合はよいのですが、変わった色を希望していたお子さまをなだめて保護者の希望を優先したケースでは、お子さまが気に入らずに大変だったということもあるようです。保護者の希望で赤にする場合でも、定番の赤からカーマインレッドやワインレッドといった赤系の色バリエーションを見せてお子さま自身に選ばせるなど、お子さまが選択する場面を作れると納得感も高まるでしょう。

変わった色を選んだ場合

お子さまの希望で黄色やゴールドなど変わった色を選んだ場合、時間が経つにつれて好みの変化が起こり、高学年になって背負うのを嫌がるようになってしまったというケースもあるようです。購入時に6年間使うことをイメージさせるようにすると、失敗も防げるでしょう。

茶色系など落ち着いた色を選んだ場合

茶色やキャメル、ベージュなどの落ち着いた色は、高級感や大人っぽいイメージを感じさせるため、性別を問わず人気です。ただ、似たような色のランドセルの子も多いため、学童やロッカーで自分のランドセルを見つけづらいということもあるようです。ベージュの中でもローズベージュなど少しバリエーションの異なったものを選ぶと、埋もれてしまうことを防げるでしょう。

ランドセルにかかる費用は?

ランドセルを用意するときにもう1つ気になるのが費用の面ですね。

今回のアンケート結果では、「3万円台」が18%、「4万円台」が17%、「5万円台」が21%となりました。3~5万円台がランドセルにかける平均的な費用といえそうです。

ランドセルの価格は税込で1万円台~10万円以上のものまで幅広く、素材・ブランド・デザインなどによって価格に差が出ます。一般的にコードバン(馬の背やおしりの皮革)、牛革、合皮の順に価格が安くなります。最近では合皮の性能が上がり、軽く耐久性がよいことや、カラフルな色が作れることから、合皮のランドセルが選ばれることが増えているようです。

素材以外では、職人手作りのランドセルや、子ども向けファッションブランドが手掛けるランドセルは割高になる傾向があります。さらに何色もの色を使った刺しゅうが施されているような凝ったデザインのもののほうが、価格も上がります。

予算に合わせてランドセルを選びたいときは、素材・ブランド・デザインといった要素をチェックしてみてください。

はじめてのランドセル選びに大切なこと

種類も豊富で様々な選択肢があるランドセルは、何を選んでいいか迷ってしまいがちなものです。色や素材、背負いやすさなど選ぶポイントはいくつかありますが、何より一番大切なのは、お子さまがランドセル選びをきっかけに小学校への入学を楽しみに感じられること。そのためには、お子さまの希望を優先し、お子さまの選択に対して「いいのが選べたね」「よく似合ってるよ」とポジティブなリアクションを返せるようにしましょう。

保護者の希望を伝える際にも「こういうのにしてほしいな」と無理強いするのは禁物。「こういうのだと、こんな良い点もあるけどどっちらいい?」などあくまで選択をするのはお子さまというスタンスを崩さないようにしましょう。

ランドセル選びを通して、お子さまも保護者の方も小学校入学への期待を膨らますことができるとよいですね。

まとめ & 実践 TIPS

ランドセルのデザインや機能の種類が豊富になったことで、ランドセル選びに悩む場面も増えました。一方で、ランドセルを選ぶことを楽しみにしているお子さんも多いのではないでしょうか? 入学準備の気分を盛り上げるためにも、ぜひお子さんのお気に入りのランドセルをぜひ見つけてあげてください。

■記事内のアンケート結果はすべて、全国の2018年4月に小学校に入学したお子さんを持つ保護者を対象にしたアンケート(2018年4月実施、回答者数360人)によるものです。

(※1)参照:『ランドセルの色の違い~メタリック編』(手縫いの手作りランドセル 萬勇鞄)
https://www.manyu-randoselu.jp/column/randoselu-choice/ironotigai_metallic/

(※2)参照:『オーダーメイドランドセル』(神田屋鞄製作所)
http://www.kandaya-kaban.net/shop/

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