高島彩さんが語る子育て キーワードは「適当」!?
2018年3月に「<こどもちゃれんじ> LINE LIVE」のイベントの模様が生配信され、フリーアナウンサーの高島彩さんが司会を務めました。4歳と2歳のお子さまの母親である高島さん。忙しい中でのお子さまとの時間の作り方や、子育ての苦労や楽しさについておうかがいしました。
「私が全部やりたい」から解き放たれると楽になれる
フリーアナウンサーとしての活動と子育てでお忙しい高島さん。そんな中で、お子さまたちとはどんな時間を過ごされているのでしょうか。
「仕事があるときはどうしても子どもとの時間が減るため、その前後でより密に子どもと接するようにしています。仕事の準備を整えるために子どもを遠ざけてしまうと、私もストレスを感じますし、『寂しい思いをさせてごめんね』という罪悪感も感じてしまうんですよね。最近では、仕事の日だとその前後にいつもよりいっぱい遊んでもらえることがわかったのか、『ママ、もうお仕事行っていいよ』と言ってくれるようになりました。
一方、時間には限りがあるので、家事がたまっていても、それはもう見ないことにしています(笑)。たとえば、絶対に洗濯をしなきゃいけない状況になったりすると、すごくストレスになってしまうので、そのために、下着とかは多めにストックしてあります。それだけで気が楽になりますよ」
育児においての座右の名は「適当」だと朗らかにおっしゃる高島さん。しかし、はじめは「適当」ができずに苦労したといいます。
「長女を出産したときは、一人目の子どもということもあり、『すべて私がやってあげたい』と思っていたんです。母が手伝ってくれようとしたりもするのですが、私は極力手伝ってほしくなかった。
ところが、次女を妊娠したときに、前置胎盤になってしまい、長女をあまり抱っこできなくなってしまったんです。それまで私にべったりで何でもやってもらっていた長女はお母さんの抱っこを求め、泣きわめいて本当に大変でした。それでようやく『これはできない!』と思い、ヘルプを求めることができたんです。『私が全部やりたいって言ったけど、できなかった。ごめん』って。
それから、良い意味で力の抜きどころがわかる『適当』ができるようになったんです。それまでは、誰から強要されたわけでもないのに『全部自分でやるんだ』と思い込んでいて、できない自分にイライラしてしまう…ということを繰り返していました。今ではいろいろな人に助けてもらって、母子ともに機嫌が良いのが一番だと心から思います」
はじめての子育てに役立った<こどもちゃれんじ>
現在4歳の娘さんは、<こどもちゃれんじ>の会員。はじめたきっかけは何だったんでしょうか。
「長女が1歳2カ月のときに<こどもちゃれんじぷち>をはじめました。私は家で子どもと1対1で過ごしたいという思いが強かったのですが、初めての子育てで、保育園にも行っていなかったので、『自分でやりたいんだけど、何をやればいいのかわからない』という状態だったんです。そういう何もわからない状態のときに、同じくらいの年齢の子は何をしているのかを一から教えてくれたので、本当に助かりましたね。たとえば、雨の日には傘をさして出かけるという本当に当たり前のことでも、いつまで抱っこにレインコートで出かけるのか、いつから自分で傘をもたせるのかとか、それまでは疑問も思い浮かばなかったようなことも教えてもらいました。
長女は4月から年中さんなので、実は<思考力特化コース>も気になっています。母親と対話しながらワークをするというのが、我が子には合っている気がしますし、率先して『やりたいやりたい!』と言いそうです。私も一緒にやってみたいですね」