ブレザー?それともワンピース?迷っているかた必見!今ドキの小学生の卒業式ファッション事情
いよいよ3月、卒業式シーズンを迎えます。お子さまの卒業式ファッションに悩む保護者のかたも多いのではないでしょうか。そこで、中学生のお子さまをおもちの保護者のかたに、小学生の卒業式ファッションについてアンケートを実施しました。
1月までに用意する保護者のかたが半数以上
まず、卒業式に着る服は、いつ頃決めたのか聞いてみると、次のような結果になりました。
1月までに決めたかたが、半数を占める結果になりました。一方、3月に入ってから用意したというかたも約1割いました。卒業式直前では、気に入ったデザインの洋服のサイズがないということも予想されます。実際に「ギリギリだと種類が少なくなるので早めに決めたほうがよい」「もっと早い時期から探せば、もう少しデザインが選べたと思う」「洋服だけでなく小物も早めに揃えないと好みの色が選べない」という声が寄せられました。遅くとも2月上旬までには用意しておけると良いですね。
ただ、早く用意しても、こんな失敗をしてしまうこともあるようです。「数か月前にスーツを用意していたのですが、6年生の成長は凄まじく、ピッタリだったはずのスーツの袖がかなり短くなってしまっていました。一度しか着ないものだから、大きめを買ってブカブカよりもジャストサイズのほうが、格好いいと思ったのが裏目に出てしまいました。」早めに用意する際は、サイズにご注意ください。
一番人気は、女子はブレザー、男子はスーツ!
次に、卒業式にはどのような洋服を用意したのか見てみましょう。
卒業式の定番ファッションであるブレザーやジャケット、スーツが人気という結果になりました。上記は男女一緒のアンケート結果ですが、男女別に見てみると、女子の一番人気は、ブレザー&スカートのスタイルでした。ブレザーやジャケットの色は紺や黒が定番ですが、スカートは各ブランドがさまざまなデザインのものを出しています。アイドル風のチェック柄スカート、清楚なプリーツスカート、フェミニンなレース付きのフレアスカート……、お子さまの好みに合わせて選びたいですね。
スカートを選ぶ際に注意したいのは、スカート丈です。スカートが短すぎるとお辞儀をする際、下着が見えてしまうことがあるようです。それを懸念して、キュロットスカートを選んだというかたもいました。試着の際、お辞儀をしても問題ない長さかどうか、確認しておきたいですね。
男子の一番人気はスーツ、わずかな差でブレザーやジャケットが次点という結果になりました。男の兄弟がいるご家庭ではシンプルなものを選び、兄弟で着回すことが多いようです。
小学校の卒業式で「中学校の制服を着る」という声も約2割ありました。調べてみると学校や地域の風習として、全員が中学校の制服着用という場合もあれば、個人的に中学校の制服を着用している場合もありました。ただ、「卒業式に中学校の制服着用はご遠慮ください」という通知を出している小学校もあるようです。進学先の制服を着る際は、学校や周囲にリサーチをしておきましょう。
また、最近は小学校の卒業式で袴を着用する小学生も増えているようです。今回のアンケートでもわずかですが、袴や和装を用意したという声がありました。ジュニア向けの袴をレンタルしてくれる業者もあるので、華やかな装いをしたい、和装が好きというお子さまはぜひ検討してみてください。ただ、「袴を着用させたかったが、秋には着付けやレンタルが予約でいっぱいだった」「袴のレンタルは夏ぐらいから探しておかないと、人気の色は予約できなかった」という声も。袴をお考えであれば、かなり早めに動かないといけないようです。また、和装の場合は、着付けや髪形のセット等にも費用がかかりますので、それらもふまえて検討すると良いでしょう。
購入するご家庭が約8割
次に、お子さまの卒業式の服は、どのように用意したか聞きました。
「保護者が購入した」と答えたかたが、7割を占めました。「祖父母が購入した」という回答も含めると新規で洋服を購入するご家庭が8割を上回る結果となりました。ただ、フォーマルウェアを購入しても卒業式にしか着ないので衣装代を節約したいという考えから「業者からレンタルした」、「知り合いに借りた、もらった」、「兄や姉のお下がり」という回答もありました。
また、「1回しか着ないものなので、フリーマーケットなどで探した」「1回しか着ないことを想定し、セールで買った」「一度しか着ないので卒業後はリサイクルショップで売った。ブランド物なので購入時は高価だが、売るときに高値がついて良かった」といった声も寄せられました。中学進学にはいろいろとお金がかかりますから、新規購入にこだわらず、こうした方法も検討すると良いかもしれませんね。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:中学生のお子さまをおもちのかた
■調査期間:2016年11月28日~2016年12月12日
■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート
■有効回答数:1,317名