賛否両論のおしゃぶり、お助けアイテムとしての賢い使い方

「赤ちゃん」と聞いておしゃぶりをくわえている姿をイメージする人は多いですよね。しかし、その是非については賛否両論あり、人によって意見はさまざまです。
親類やママ友といった身近な人だけではなく、たまたま隣にいただけの知らない人からも「おしゃぶりを使えばいいのに」や「使わない方がよい」など、両極端な意見を言われた経験のあるかたも多いのではないでしょうか。
それは、おしゃぶりは使い方次第でお助けアイテムにも、問題アイテムにもなるからなのです。おしゃぶりのメリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう。

おしゃぶりはいつから使えるの?

赤ちゃんは生まれる前から指しゃぶりしているのをご存じですか? 
これは、誕生してすぐおっぱいをうまく吸えるようになるための本能です。そして原始反射のひとつで「吸てつ反射」と呼ばれています。この吸てつ反射が見られるのは生後から5カ月くらいの間です。おしゃぶりを試してみるならこの時期がおすすめです。

ちなみに、おしゃぶりをいやがるお子さまもいます。時間をあけて何度か試してみても舌で押し返されるようなら、無理に使わないようにしましょう。

おしゃぶりのメリットとは

赤ちゃんは、空腹や排泄などによる不快感を伝えたいときに、泣いて教えてくれます。しかし、目が覚めてすぐの機嫌が悪いときや眠いのに寝られないときなども、泣くことでしか意思表示できません。そのため、なぜ泣いているのか、保護者のかたに伝わりにくいことも多いのです。
そんなとき、赤ちゃんを落ち着かせるために使えるアイテムのひとつが、おしゃぶりです。

また、病院での待ち時間や、公共交通機関での移動時、夜泣きなど、赤ちゃんが大声で泣き続けていると保護者のかたも泣きたくなってしまいます。そんないざというときに、頼りになるアイテムがひとつでもあれば安心できるもの。おしゃぶりは、保護者のかたにとっても重要なお助けアイテムです。

ちなみに、おしゃぶりを使うことで、鼻呼吸が自然に身につくという説や、舌や顎をたくさん動かすことで発達に良いという説もありますが、こちらは医学的には実証されてはいないようです。

おしゃぶりに頼り過ぎるのは要注意

赤ちゃんを落ち着かせてくれるおしゃぶりですが、使い過ぎて依存してしまうと、悪影響が出てしまうこともあるため要注意です。
歯が生え始め、発語もいくつか見られるようになる1歳頃には、おしゃぶりを卒業できるように意識しましょう。2~3歳頃まで頻繁におしゃぶりを使っていると、歯並びが悪くなったり、発語が遅れたりすると言われています。

また、おしゃぶりを強制的にやめさせようとすることで、お子さまがストレスを感じてしまったり、落ち着かなくなってしまったりしてしまうこともあります。そのためにも、依存し過ぎるのは良くありません。

とはいえ、体が成長するとともに、おもちゃなどさまざまなことに興味をもち始めることで、自然におしゃぶりを卒業できるお子さまも多いようです。あまり焦らずに「そろそろかっこ悪いから使うのをやめようか」など声をかけつつ、おしゃぶり以外のもので気を紛らわせられるように心がけてあげましょう。

ポイントは4つ!

最後に、お子さまと保護者のかたが笑顔で過ごせるお助けアイテムとして使うためのポイントを4つご紹介しましょう。

・おしゃぶりをいやがるようなら無理して使わない
・おしゃぶりに頼り過ぎず、使うときはいざというとき
・長くても2歳になる前にはおしゃぶりを卒業
・親子とも笑顔で過ごせるなら、まわりの人の意見は気にしない

保護者のかたがおしゃぶりを使う際、どうしても気になってしまうのが周囲の目や意見かもしれません。おしゃぶりの使用に関しては、人それぞれさまざまな意見をもっています。保護者のかたがメリットとデメリットを理解したうえで使っているのなら、人の意見に左右される必要はありません。「そんな意見もあるのか」と考えておけばOKなのです。

かわいい形やおしゃれなホルダーなどもたくさん売られています。おしゃぶりを効果的に使いつつ、赤ちゃん時代にしか見ることのできないおしゃぶり姿を楽しんでみてはいかがですか?

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