あなたは大丈夫? 育児ストレスをためやすい人の4つの特徴

夜泣きに悩まされたり、お子さまがいうことを聞いてくれなかったり、思うように育児が進まないと、自分だけががんばっているような気がしてストレスもたまってしまうものです。できることなら少しでもストレスを軽減して、楽な気持ちで育児をしたいですよね。育児ストレスをためやすい人には特徴があり、それを見極めて改善すれば、ストレスを軽減することも可能です。
今回は育児ストレスをためやすい人の特徴を4つご紹介しますので、ご自身が当てはまらないかどうかチェックしてみてください。

【特徴1】完璧主義で理想が高い

「子どもをこんなふうに育てたい」「こんなふうに毎日家事をしたい」という理想が高く、完璧主義すぎる場合、育児のストレスもたまりやすくなってしまいます。
家事も育児も完璧にこなそうと知らず知らずのうちに思っていませんか?

また、「子どもがいい子に育つかは自分にかかっている」「育児中は専業主婦だから家事は自分がこなすべきだ」などの固定観念にとらわれてしまっていることも考えられます。
育児だけでなく、家事や仕事も含め、「完璧じゃなくていい、100点でなく、60点くらいで大丈夫」と考えてみましょう。

例えば、「子どもが買い物の途中で泣くから買い物が予定の半分しかできなかった」と思ってしまいそうだったら、「時間があるときにもう半分買えばいいや」と思うようにしてみたり、「子どものせいでいつも部屋が散らかっていて悔しい」と思ってしまいそうだったら「子どもがいるから多少散らかっていても仕方がないや」と思うようにしたりしてみましょう。

また、お子さまがいい子に育つかどうかはお母さんだけでなく、お父さんも含めまわり全ての環境が関係していますし、育児はお母さんだけがするべきだと決まっているわけではありません。自分のルールで自分を縛りつけないようにするだけで、かなり解放されるはずです。

【特徴2】他人や育児書と比べすぎる

育児書やインターネット上の口コミなどの情報にある子ども像と、自分の子どもの成長を比較しすぎていませんか?

「うちの子は発達が遅れているのではないか」と不安になったり、「どうして育児書通りにいかないんだろう」とイライラしたりしてしまうこともあるかと思います。
育児書は参考とするべき目安であって、実際の子どもは成長具合も性格も十人十色です。「うちの子はうちの子でいいんだ」という自信をもちましょう。
特徴1の完璧主義とも重なりますが、自分の理想像やイメージに当てはめすぎることは、自分自身にとっても、お子さまにとってもあまりよくありません。

【特徴3】独りで背負い込みすぎる

「育児は自分がメインでやるもの」と思い、ひとりで背負い込みすぎると孤独感が強まりストレスがたまってしまいます。
近年は核家族化が進み、お母さんが自身の両親などに家のことを頼れなくなってきています。仕事で忙しそうにしているご主人にも育児を頼めず不安になり、育児の重圧に耐えられなくなってしまうこともあるでしょう。その結果、「自分ひとりががんばっている」「誰も助けてくれない」と思ってしまうこともあるかもしれません。
そうなる前に、できる範囲で親や夫に上手に甘えるようにしましょう。また家族に頼れない場合は、友人や託児所などの施設に頼るのも手です。

【特徴4】仕事をがんばりすぎていた

これまで仕事をとにかくがんばってきたという人は、仕事と違って達成感を得られにくい育児に徒労感を覚えてしまうこともあるかもしれません。また育児だけに追われる日々が続くと、社会に取り残された気持ちになり、社会復帰できないかもしれないと不安に思うこともあるのではないでしょうか。
最近では、育児から復帰してしっかり働いているお母さんもたくさんいます。育児をしていたからといって社会から取り残されることはありません。子育て中は焦らずしっかりお子さまに向き合ってあげましょう。

育児ストレスはためこまないことが大切

4つの特徴を挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか? 少しでも当てはまるものがあったというかたは、改善するよう意識し、自分を楽にしてあげましょう。
育児ストレスはためこまないことが大切です。「耐えられない」と思う前に家族やママ友に話を聞いてもらったり、外部の相談機関などに頼ってみたりするようにしましょう。
育児においては、お子さまだけではなく、ときには自分もいたわってあげましょう。

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