きっと雨の日が好きになる! 「雨」がテーマの絵本5選

雨天が続いて室内にこもりがちになる梅雨時は、絵本を読んであげることが増えるでしょう。それならいっそのこと、「雨」をテーマにした絵本を読んであげてはいかがでしょう。きっと雨が好きになって、憂うつな気分になりがちなこの時期を楽しく過ごせるに違いありません。

『あめふりうさぎ』

大雨の日に生まれた主人公のうさぎは、泣くと必ず雨が降るため、友だちのうさぎたちにいやがられることも。遠足の前の日、友だちから「みんながめいわくするから泣くな!」と言われたうさぎは、果たして泣くのをがまんすることができるのでしょうか。
(作・絵/せなけいこ、出版社/新日本出版社、価格/1,200円+税)

『ぼく、あめふりお』

周囲に必ず雨が降るため、みんなから「あめふりお」と呼ばれているてるてるぼうず。おひさまに合うために遠くに行こうと歩いていると、雨が大好きという女の子に拾われて楽しく遊びます。女の子から次の日は晴れるようにとお願いされたてるてるぼうずは、切ない決断をします。
(作・絵/大森裕子、出版社/教育画劇、価格/1,000円+税)

『ぞうくんのあめふりさんぽ』

雨降りの中をごきげんで散歩するぞうくん。かばくん、わにくん、かめくんと出合い、池の中を一緒に歩きます。簡潔な文章と少しユーモラスな絵柄が子どもの心に残ります。名作として知られる『ぞうくんのさんぽ』の続編です。
(作・絵/なかのひろたか、出版社/福音館書店、価格/900円+税)

『かさ かしてあげる』

雨が降ってきたのに、傘を持っていない女の子のなっちゃん。困っていると、ありさんが「かさかしてあげる」と、クローバーの傘を持ってきてくれました。その後、かえるさん、うさぎさん、たぬきさん、くまさんが、それぞれ傘を貸してくれるのですが…。
(作・絵/こいでやすこ、出版社/福音館書店、価格/800円+税)

『てるてるぼうず』

天気の移ろいとともに、てるてるぼうずの表情が変わっていく様が何ともかわいらしいです。「ぽつ ぽつ」「ぴちょん ぴちょん」「ざあー ざあー」…文章は擬音のみで構成されており、想像力が膨らみます。油絵のようなタッチの絵もすてきです。
(作・絵/おぐまこうじ、出版社/くもん出版、価格/700円+税)

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