【幼児の生活調査】しつけや教育の情報源で比率が高いのは「母親の友人・知人」「インターネットやブログ」
ベネッセ教育総合研究所では、1995(平成7)年から20年にわたり、幼児を取り巻く環境に関する調査を実施してきました。2015(平成27)年の調査結果では、幼児の生活や母親の育児に対する意識、子育てのサポート環境に至るまで、興味深い変化が見られました。早速、結果を見ていきましょう。
2015年調査では、しつけや教育の情報源について幼児の母親にたずねました。多い順に「母親の友人・知人」が72.0%、「インターネットやブログ」が63.3%、「テレビ・ラジオ」が54.9%、「(母方の)祖父母」が43.1%、「園の先生」が41.3%でした(図2-3-1)。幼児の母親は、親族の「(母方の)祖父母」、「母親の友人・知人」、専門家の「園の先生」「インターネットやブログ」「テレビ・ラジオ」といったメディアを通じてなど、さまざまに情報を得ているようです。20代の母親と40代以上の母親を比べると、20代の母親は「(父方・母方の)祖父母」「SNS」「インターネットやブログ」から、40代以上の母親は「母親の友人・知人」「園の先生」から情報を得ることが多い傾向でした。
Q.現在、あなたは「お子様のしつけや教育」についての情報をどこから(誰から)得ていますか(母親のみの回答)
- 出典:ベネッセ教育総合研究所「第5回 幼児の生活アンケート」(2015<平成27>年)
- http://berd.benesse.jp/jisedai/research/detail1.php?id=4770
(筆者:ベネッセ教育総合研究所)