【パパに子どもとの留守番をお願いしてみよう】1歳児との留守番の心構え

 飛んだり跳ねたり、目が離せない元気な1歳児。この時期に「パパと力いっぱい遊ぶ」という経験は、愛情がダイレクトに伝わる非常によいものです。ママがいなくても安心して過ごせるよう、パパと子どもふたりのお留守番にチャレンジしてみましょう。

授乳にとらわれず長い時間のお留守番が可能に

 1歳児の場合、授乳時間を気にせず比較的長いお留守番が可能になります。今までお留守番の経験がないパパであれば、やはり1~2時間などの短い時間からスタート。少し慣れてきたら、離乳食やおやつを挟んで3時間以上のお留守番をしてみましょう。事前のオムツ替えの練習や食事の用意の練習は、ママがいる間に少しずつしておくといいですね。

元気な1歳児とお散歩へ出かけよう

 身体も丈夫になりつつある時期ですので、お天気がよければ近くにある公園などで遊んでみましょう。車の通りの少ない道をお散歩するのもおすすめ。おうちでずっと過ごすよりいろいろな遊び方ができますし、疲れればお昼寝もしやすくなります。ママは普段からパパに「この公園で遊んでいるの」と説明したり、時には公園遊びに一緒に行ったりして、子どもがどのような行動を取るのか見てもらいましょう。危険な場所などの確認もします。

「多少泣いても大丈夫」というところをしっかり理解してもらう

 子どもは、ママがいても泣くときは泣き、ぐずるときはぐずります。子どもの機嫌がよくならないとパパが困っているようなら、必ずしもお世話しているのが自分(パパ)だから泣くのではないということを理解してもらいましょう。どうして泣いていたのか、どうして嫌がったのかなど、お留守番のあとの簡単な「反省会」があると次に活かすことができます。パパを責めるのではなく、子どもの様子を話し合うようなスタンスで臨んでみてください。

「パパと子ども」が当たり前の時代に

 少し前の時代では、小さな子どもはママと一緒にいるのが自然で、パパといると少し珍しいように思われることもありました。しかし、最近はパパと子どもふたりの組み合わせがまったくもって珍しいものではなく、スーパーマーケットでもレストランでもよく見かけます。パパが子どもを病院に連れていくことも多いものです。

時代によって父親の育児への関わり方はどんどん変わっています。そういった時代背景も踏まえ、現代は今までにない新しい視点から育児を考えるべきでしょう。古い意見は参考にはなりますが、古い意見にとらわわれる必要はありません。自分の家庭ではどんなやり方が適しているのか、夫婦で考えてみませんか?

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