今井絵理子さん(歌手) 子育ての時に大切にしている「3つのこと」
90年代後半、本格的な歌とパフォーマンスで一世を風靡したアイドルグループ「SPEED」のメインボーカル・今井絵理子さん。現在も、歌手として活躍する一方、プライベートでは先天性聴覚障がいのある小学3年生の長男の母親でもある。長男に障がいがあることを知って
■笑顔のもとは「生きてくれて感謝」
私にとっては、障がいがあろうがなかろうが、子育ての何もかもが「初めて」。不自由はあってもそれは、息子の個性の一つと思って暮らしています。彼は「ママはいつも笑っているから好き!」と言います。お笑いが大好きで、ユーモアセンスもある息子は、いつも家族を笑わせてくれます。
もちろん、厳しくすることもあります。ただし「感情」で怒らないように気を付けています。私を選んで生まれてきてくれた奇跡を思うと、ありがたいですよね。「生きてくれて感謝」という気持ちが、私の笑顔のもとかもしれません。
■どんなことも喜びや笑いに変えて
イライラしてしまうのは、大人(自分)の都合を優先して、子どもをそれに合わせようとしている時ですよね。子どもにはそれぞれの歩幅やペースがあり、大人の都合で進めるのは違うと思います。加えて、息子の成長に関しては、育児書に当てはまらないことばかり。ゆっくりとした歩みでも、うまくいくことも失敗してしまうことも、全部が彼にとって大きな経験で成長の糧になる、と気付いたら、感情で怒ることがなくなり、どんなことも喜びや笑いに変わるようになりました。
イライラしてしまうのは、大人(自分)の都合を優先して、子どもをそれに合わせようとしている時ですよね。子どもにはそれぞれの歩幅やペースがあり、大人の都合で進めるのは違うと思います。加えて、息子の成長に関しては、育児書に当てはまらないことばかり。ゆっくりとした歩みでも、うまくいくことも失敗してしまうことも、全部が彼にとって大きな経験で成長の糧になる、と気付いたら、感情で怒ることがなくなり、どんなことも喜びや笑いに変わるようになりました。
「焦らず・比べず・あきらめず」の3つの精神で、隠れている力を引き出しながら、負けず嫌いの性格をよい方向に発揮できるようにサポートしていきたいです。また、今後は自分で考え、一人で行動していける、「息子の自立」が子育ての大きなテーマです。