今年はお年玉で金銭教育! 「お年玉専用ノート」が効果的

今年はお年玉で金銭教育! 「お年玉専用ノート」が効果的毎年、子どもたちが楽しみにしているお年玉。一方で、普段のお小遣いより何倍も高額なお年玉をどのように扱うべきか、頭を悩ます保護者も多いのではないだろうか。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは、教育評論家の親野智可等氏に、お年玉に関する悩みの解消法を教えてもらった。***【質問】毎年お年玉の扱いに頭を悩ませています。親、祖父母、親戚からもらうお金が子どもにとってかなり高額になります。去年はお年玉の扱い方でちょっとしたバトルになりました。お金の教育という面から見てどうするのがよいでしょうか? そして、お金のありがたみをわからせるにはどうしたらよいのでしょう?(小学4年生 女子)【親野氏のアドバイス】子どもにとってかなりの高額になるお年玉ですから、親としてしっかりした考えを持って臨みたいですね。大切なことをひとことで言うと、教育的な配慮が必要ということです。もらったお金の扱い方ですが、何の考えもなく毎年行き当たりばったりで使ったり預貯金に回したりしている家庭も多いようです。そうではなく、親子でよく相談して計画的に扱っていくことが大切です。お年玉専用ノートを作って、書きながら計画を立てるとよいですね。
  • ○円は預貯金に回す
  • ○円で前から欲しかったものを買う
  • ○円は困っている人のために募金する
  • ○円は本・文房具・洋服など必要なものを買う
この時、親が一方的に押しつけるのではなく、子どもの考えを聞きながら決めていくようにしてください。もちろんその度合いは子どもの発達段階によりますが、子どもにお年玉の扱い方を考えさせることが大切です。それ自体が教育なのです。

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