赤ちゃんの「お祝い行事」を年間スケジュールでおさらいしよう!
赤ちゃんが1歳になるまでには、いくつもの「お祝い行事」があります。昔から伝わる「お祝い行事」から、ここ数年で新しく定着した行事まで、年間の「お祝い行事」をおさらいしてみましょう。
(※生まれてすぐに節句を迎える場合、1歳を過ぎてから初節句のお祝いをすることも多いようです。)
いかがでしたか? 意外とたくさんある0歳の「お祝い行事」。これらが終わると、いよいよ1 歳のお誕生日が待っています。赤ちゃんの健やかな成長を願って、家族でお祝いができるといいですね。
【お七夜】生後7日目の夜
昔は、栄養面や衛生面が今よりも悪く、医療も進んでいなかったため、生後すぐの赤ちゃんが無事に育たないことも珍しくありませんでした。そこで、生後7日目の夜を節目に、生誕のお祝いをしたと言われています。現在では、この「お七夜」に命名式を行う風習が残っています。奉書紙、または半紙に赤ちゃんの名前、生年月日、両親の名前などを記載し、神棚(ない場合は、床の間、ベビーベッドなど)に飾ります。手形や足形などをとるのも、いい記念になるでしょう。【お宮参り】生後1ヵ月頃
地域によって、その由来や正式な日取りが異なりますが、一般的には、赤ちゃんが生まれて初めて氏神様に参拝する儀式を指します。本来は「父方の祖母が抱っこをして参拝する」とされている地域が多いようですが、現在はあまり形式にとらわれずに行われています。祝詞をあげてもらいたい場合は、事前に予約をし、「御初穂料」を用意しましょう。赤ちゃんに伝統的な「祝い着」やフォーマルな服装を着せて、記念写真を撮る家族も多いようです。また、出産の内祝いを贈るのもこの時期までが一般的です。昔は、赤ちゃんが生まれた喜びを分かち合う意味で、親しい人へお祝いの品を贈る行事でしたが、現在は「出産祝いをいただいたかたへのお返し」というスタイルが主流になっています。【お食い初め】生後100から120日頃
「一生、食べ物に困らないように」という願いを込めて、お祝い膳を用意し、赤ちゃんに食べさせるまねをするのが一般的です。代表的な献立の例としては、赤飯、汁椀(ハマグリや松茸など)、煮物椀、酢の物(紅白なますやタコなど)、尾頭付きの鯛、など。また、丈夫な歯を授かるようにと歯固め石や梅干しなどを小皿に盛り付ける風習も。赤ちゃんに料理を食べさせる役は、健康と長寿にあやかって、祖父母など年長者にお願いします。まだ離乳食も始まっていない月齢なので、あくまでも食べさせるまねにとどめておきましょう。【ハーフバースデー】生後6ヵ月
ここ数年で広まってきた、赤ちゃんの生後半年を祝う行事です。自宅やスタジオで記念写真を撮ったり、離乳食を工夫してお祝いプレート風にしたりと自由なスタイルでお祝いをします。おむつや普段遊んでいるおもちゃを使って寝相アート写真を撮ったり、バルーンやガーランドで部屋を飾ったりと、年々、力を入れる家族も増えているようです。【初節句】女の子は3月3日、男の子は5月5日
赤ちゃんが初めて迎える、桃の節句または端午の節句(※)。両家の祖父母や親戚を招き、健やかな成長を願ってお祝い膳を囲むのが一般的です。新しくひな人形や五月人形、こいのぼりなどを用意する場合は、2ヵ月ほど前から店頭に出始めるので早めにリサーチをするといいでしょう。(※生まれてすぐに節句を迎える場合、1歳を過ぎてから初節句のお祝いをすることも多いようです。)
いかがでしたか? 意外とたくさんある0歳の「お祝い行事」。これらが終わると、いよいよ1 歳のお誕生日が待っています。赤ちゃんの健やかな成長を願って、家族でお祝いができるといいですね。