入園前に確認したい! 幼稚園の見学のお願いの仕方&チェックポイント
そろそろ入園説明会や入園面接についてご家族で真剣に考えなければならない時期になりました。入園を心に決めている幼稚園、まだ迷いがある幼稚園といろいろあると思いますが、いずれにせよ幼稚園をきちんと見学しておくことをおすすめします。では、どのようにして見学し、どんなポイントを確認すべきなのでしょうか。
事前に電話連絡をし、訪問の日程を決める
幼稚園を見学したいと考えたら、まずは幼稚園を訪問する日程を決めます。幼稚園に電話をし、いくつかの日程や時間帯を案内していただきましょう。「いきなり訪問したほうが本当の姿がわかるのでは」という考え方もありますが、幼稚園では日によってさまざまな行事が行われており、先生方も案内役を準備することができない場合があります。また、遠足などで園外保育が行われていると、園児のいつもの様子を見ることができません。もし特別な行事の様子が見たい場合には、これについても事前に電話連絡をし、見学可能かどうかを確認してみてください。
先生と園児のやりとりや、先生と保護者のやりとりにも注目
実際に見学するときには、園児たちがどのような動きをし、どのような表情で過ごしているかじっくり見てみましょう。できれば、年少さん、年中さん、年長さんすべての学年の園児たちを見学し、成長による過ごし方の違いまで確認できるといいですね。「3年間(あるいは2年間)お世話になる」ということを頭に置いて、ひとつの学年やひとつのクラス、ひとりの先生だけを見て判断しないように気を付けてください。先生がどんなふうに園児を見守り、話しているか、先生の目が届かないところでは園児たち同士でどのようなことが行われているかも見てみましょう。
もし可能であれば、登園時間や降園時間を見せていただくこともおすすめです。先生と保護者が話す様子や、保護者たちの動き、マナーなどを垣間見ることができます。
これから園を決めるのであれば、設備面のチェックも
まだ入園に迷いがある場合、2つの幼稚園のどちらにしようか決めかねている場合などは、設備面のチェックもしてみましょう。とはいえ、「新しいからよい」「お金をかけているからよい」というわけではありません。古いなら古いなりに手を入れているか、先生がどのように園児に使い方を指導しているかなど、設備の在り方を通して幼稚園の人々がどのように注意を払い、ルールを守っているかを知ることが目的です。
気になる点がすぐに質問できるというのも幼稚園見学のメリット。疑問に感じたことは入園前にはっきりさせ、気持ちよく入園の日を迎えられるようにしましょう。