思わぬことから起こる子どもの事故 普段から対策しておきたいポイントとは

思わぬことから起こる子どもの事故 普段から対策しておきたいポイントとは乳幼児期は家庭内の事故にかなり注意を払っていた保護者も、子どもの成長とともに油断しがちになる。しかし、窓などからの墜落事故は小学校高学年の子どもでも起きている。ベネッセ教育情報サイトでは、家庭内の事故の注意点と対策について、小児科医の山中龍宏氏に伺った。

 

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家庭内で事故の起こりやすい場所といえば、お風呂場、階段、窓・ベランダ。2歳までの水死は、ほとんどお風呂場で起きています。2歳以降でも、お風呂場のフタの上に乗って湯船に落ちてやけどするといった事故もあります。階段は乳幼児期の転落事故に要注意。そして、窓・ベランダは墜落事故に要注意です。 住宅の窓・ベランダからの墜落事故は0~4歳で墜落事故全体の約半数を占めますが、年齢を問わず注意したい事故です。建築基準法では「ベランダの手すりは床から110cm以上の高さ」と決められていますが、手すりに子どもが足をかけられる部分があれば、110cmの高さがあっても安全とは言えません。また、手すり柵(さく)の隙間(すきま)、手すり付近に置いてある物にも注意が必要です。

 

また、「しつけ箸を持って立ち歩き、転倒。箸で自分を刺してしまった」「室内でかくれんぼ。カーテンの陰に隠れて、開いていた窓から墜落」などの事故も起きています。子どもの行動は予測がつきにくいものです。「まさか、こんなことが……」という感想が事故にはつきもの。後悔しないためには、子どもの行動を事故防止の視点から観察する習慣をつけておくことも大切です。

 

出典:家庭に潜む事故の危険 小学生でも要注意! -ベネッセ教育情報サイト

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