育児ノイローゼ 1歳児ごろのママならではの原因と対処法について
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歩き始め、言葉を話し始め、と、さまざまな変化をみせてくれる1歳の赤ちゃん。1歳前後は「しつけ」という問題もつきまとい、「育児ノイローゼ」と呼ばれるような状態に陥るママもいます。最近元気がない、表情が暗い、眠れない、疲れが取れないといった悩みを抱えたママはいないでしょうか。1歳~2歳の子どもを持つママの心理と育児ノイローゼについて考えてみましょう。

「どうして言うことを聞いてくれないの」という思考
元気と笑顔に溢れた1歳児と一緒に生活するのはとても楽しいものですが、ママには体力と根気も必要です。我が子のきちんとした生活リズムを守りたい、栄養のあるものをしっかり食べて欲しい、人前でも行儀よく過ごしてほしい…という願いを込めて子どもにいろいろと教えても、そこは1歳児、まだまだ言われたそのままには動けません。ご機嫌や体調によって泣きわめいたり、あるいは、ママが困るようなことをわざとしてみたりすることもあります。
そのような経験を超えて子どもたちも学習し、必要なことを身につけていくわけですが、あまりにもうまくいかないことが続けば「1歳児だからしかたがない」という気持ちに余裕のある考え方はできなくなります。「どうして言うことを聞いてくれないの」と、はっきりとは存在しないかもしれない理由を追い求めて、イライラしてしまうのです。
子どもによってペースがある、周囲の目は気にしない! くらいの気持ちも必要
イライラの原因を突き詰めれば、そこには「これくらいの時期には、これくらいのことができていて欲しい」という育児の基準や理想があります。その基準は誰が決めたのでもないあいまいなものですが、それでも基準というものがあるせいで「他の子はできているのにどうして?」と比較をしてしまい、基準と現実のギャップがイライラの原因になることも…。さらに、自分が思う基準で周囲の人々が自分たちを見ていると思い込むため、周囲からの視線が非常に気になることもあるでしょう。ほほえましいな、と思って見ているかもしれないのに、「あの子はしつけができていない」と思われているような妄想に陥ってしまう事もあります。
当然のことながら、子どもの育ち方は子どもによって異なります。特に、1歳から2歳の時期は子どもの主張も激しいとき。これから徐々に成長し社会に適応していくのですから、今から焦る必要はありません。確かに、知らない人々に迷惑をかけないようにしようと思う気持ちは必要ですが、それはひとことママが「すみません」と言えば済むお話。できる限り誠意のある態度を取れば、ほとんどの人々はきちんと理解してくれるはずです。よほどの迷惑が掛からないのであれば、時には「今は周りの目は気にしない」と考えてしまうときがあってもいいでしょう。
育児ノイローゼに苦しむママは自分が育児ノイローゼであるとは気づけず、また、自分だけでは上記のような考え方をするのも難しい心境になっています。そんなときに必要なのは、育児の難しさや大変さを理解してくれる人。「失敗しても大丈夫」「一人で抱え込まず、頼る事も必要」などのたったひとことでぐっと心が軽くなることもあります。
もしあなたのまわりにも育児ノイローゼかもしれないというママがいたら、今の辛さは誰もが通る道、そしていつかは必ず終わるものだと声をかけてあげてはいかがでしょうか。
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