子どものデング熱対策は大丈夫? 予防のポイントを専門医が解説

子どものデング熱対策は大丈夫? 予防のポイントを専門医が解説2014(平成26)年夏、約70年ぶりに国内での感染が確認されたデング熱。蚊が媒介する感染症だが、大人よりも蚊に刺されやすい子どもは特に注意が必要だ。万が一感染してしまった時に適切に対処できるよう、ベネッセ教育情報サイトでは、神奈川県立こども医療センター・皮膚科医師の馬場直子氏にデング熱について教えてもらった。

 

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Q:デング熱に特効薬はありますか?
治療は基本的に対処療法となり、特効薬はありません。熱がある場合には解熱剤を、発疹が出た場合は塗り薬を、出血傾向が現れた場合は血小板輸血をと、医師が必要な処置を施します。解熱剤にはデング熱に効くものとそうでないものがあります。必ず医師の診断を受けましょう。

 

Q:「デング熱かも」と思ったら皮膚科と内科どちらに行くべきですか?
発熱の症状がある場合は内科に、発疹が出た場合は皮膚科に行きましょう。子どもは小児科でも問題ありません。

 

Q:一度デング熱にかかったら免疫がつきますか?
デング熱にはウイルスの型が4種類あり、違う型にかかった場合は再度発症します。同じ型の場合も数年間は免疫がつきますが、しばらく経つと免疫はなくなってしまいます。

 

Q:海外旅行に行く際には特別な対策は必要ですか?
熱帯・亜熱帯の国はデング熱だけでなく、マラリアなど蚊の媒介する病気が多い地域なので、特に注意しましょう。子どもは大人よりも新陳代謝が活発で蚊に刺されやすいので、刺されないための対策をこまめに行ってください。また、デング熱は帰国後に発症することもあります。

 

Q:生活の中で、特に注意する場所はありますか?
日本の場合、蚊はどこにでもいるため、アスファルトの多い都市部でも、森林が多い地方でも等しく注意が必要です。特に子どもが刺されやすいのがプールです。排水溝の水たまりなどは蚊が集まってきます。プールから出て近くにしばらくいる場合は、服を着る、虫よけパッチを貼るなどの対策をとりましょう。

 

出典:デング熱から子どもを守る【後編】 -ベネッセ教育情報サイト

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