【ママ友いないけど大丈夫…?】先輩ママが本音で語る、ママ友の重要性と必要性
子育てを始めたママにとって、気になるのが「ママ友デビュー」。でも、人見知りなどの理由で、そんな気軽にママ友がつくれなかったり、ママ友をつくることに不安を覚えてしまったりする人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、小学生以上のお子さまをもつ先輩ママ100人にママ友について聞いてきました!
ズバリ、ママ友は必要ですか?
先輩ママ100人にズバリ聞いてきました、「ママ友は必要ですか?」と。その結果が上記グラフです。80%以上の先輩ママが「必要」と答えています。「必要です」と答えたかたにその理由を聞くと以下のような声が返ってきました。
同じような悩みを共有できる!
・同じような年代の子どもをもっているママ友だと抱えている問題や状況がだいたい似ているため、子どもの話以外のことでもお互いわかりあえると思います。
・同じことで悩んだりしているのを聞いたり見たりすると、どの子どもも同じなんだと安心する。
・些細(ささい)なことでも共感できる、同じことを感じている、それをはき出すことができるから。
・情報の交換やお互いの悩み相談などをすることにより、不安を和らげる効果がある。
・同じような悩みをタイムリーに相談できるから。
・自分のやり方以外にも参考になることがあるから。
学校行事などの情報交換ができる!
・学校関連の連絡や情報交換は必要不可欠だから。
・地元の学校などの情報を共有できるから。
・子ども、学校行事などの情報交換ができる。
・子どもの事でいろんな情報交換などができるから。
逆に、「いいえ」と答えたかたの意見はというと、
・情報交換のためにはママ友がいたほうが便利かと思いますが、それ以外は必要ないと思います。ママ友をつくると気を遣うし、子どもへの影響を考えてとても気を遣うのでストレスです。
・色々なつき合いがすごくめんどくさい!
・余計な人間づき合いが増えるので、返ってストレスになってしまう。
・学生時代の友人がいるのでそれだけで十分です。ママ友は子どもを通しての友人だと思うので気を遣って疲れそう。
といった形で、ただでさえ忙しい育児の中で、さらに人づき合いを増やすことの面倒くささ、あるいは人づき合い特有の気遣いを避けているかたが多いようです。
ママ友がいて「助かった!」 ママ友の必要性はこんなところ
ママ友がいて助かったエピソードとしては、以下のようなものがありました。
自分だけ、うちの子だけじゃないことがわかる!
・子育ての悩みを理解してくれる友達がいることが一番の救いだし、すごく助かります!
・「うちの子は、本当、しょうがないなぁ」と思ったことを話したら、「うちも。」なんて話はザラ。自分だけが悩んでいるんじゃないんだと思えること。
・自分の抱える小さな悩みが、実は誰にでもあると知ったとき。
自分だけで育児をしていると、こんなことするのうちの子だけかしら、とか、こんなふうに考えてしまうのは私だけかしら、なんて、いろいろと悩んでしまうもの。ママ友に悩みを打ち明けて見たら「それうちも!」なんていうことはよくあって、自分だけが抱えていた悩みじゃなかったことへの安心感を強く感じられるものです。
学校の状況を知ることができる!
・学校の知らなかったことやクラスの状況がわかったとき。
・学校関連の連絡でわからないことや困った事を教えてもらえた。
・学校の予定や私の知らない娘の様子がわかった。
・台風などで早く帰宅する際、私が迎えに行けなかったので一緒に送ってもらったりしました。
仕事をしていたり、お子さまと学校のことについて話せなかったりしたとき、あるいはお子さまが学校の行事について忘れ物をしてしまったときなど、学校関連の情報についてはやっぱりママ友に聞くのが一番。困ったときはお互い様、と色々と助けてくれるようです。
ママ友がいて「困った!」エピソード
逆に、ママ友がいて困ったことは、という質問をしたところ、圧倒的に多かったのが「お茶やランチの回数が増えた!」ということ。経済的にも、時間的にも厳しい、でも断りにくい…。そんな悩みを抱えてしまうこともあるとか。
また、ママ友同士の対立などが生まれてしまったときの大変さなども、ママ友がいて困ったエピソードとしてはとても多かったです。ママ友は、本人同士だけでなく、お子さまが絡む人間関係のため、気遣いに関しては学生のときの友人同士と同じというわけにはなかなかいかないようです。
ママ友のいないかたに向けた先輩ママの珠玉のアドバイス
やはり自分に近い境遇のかたからもらえるアドバイスは役に立ちやすいものです。そこで先輩ママに、今ママ友がいないママに向けたアドバイスをもらってきました!
・ママ友が欲しいときは役員などを引き受けると顔見知りができやすいと思います。その中に気の合う人が1人2人必ずいると思うので、そういう人を見つけたら積極的に話しかければいいと思います。
・周りに同じ年の子どもがいなくて、誰とも気持ちを分かち合えない悩みや、子どもが集まる場所に行ってうまく行くかな?とか常にママは悩むと思います。うちの子はワガママだしきかないしとか、意外と周りは気にしませんよ♪ 私もすごく上の子にプレッシャーをかけていた気がしますが、下の子はそんなことに動じません笑。われ関せず自由にしています。幼稚園にいったりすれば、自然と話ができたりするし、大丈夫です! がんばりましょ♪
・ママ友は、そんなに気張ってつくる必要はありません。病院や子育て支援施設などで、たくさん声をかけて、共通点のたくさんある人を探してみてください。逆に、共通点のない人でも、視野が広がることがあるので、教えてもらえることがたくさんあります。
・無理にママ友をつくる必要はないと思いますが、いるととても心強い存在です。市の子どもイベントなど、同世代の子どもをもつ人たちが集まる場所へ、まずは出向いてみるのがいいと思います。いくつか参加していると、顔なじみができて話しかけやすくなりますよ! 一回会っただけで無理に友達になる必要はないと思います!
・ママ友は無理につくる必要はないと思います。いないからといって何かが劣っているわけでもありませんし、できるときは無理しなくてもできます。気が合う人が一人いればラッキーと構えるぐらいが気楽だと思います。
・テレビや雑誌などでママ友トラブルなど取り上げられ過ぎていて構えてしまいがちですが、トラブルは一握りだと思います。ママ友をつくることにより子どもにもよい影響があるはずなので怖がらず声をかけてみてください。
・みんな子どもをもつお母さんといった共通点があるので一度話すと打ち解けやすいところはあると思います。自分から声をかけてみるのもきっかけになると思います。また子ども同士が仲良くなってそこからつながることもあると思うので焦らなくて大丈夫です。
・幼稚園時代はともかく、小学校になるとママ友と会う機会は確実に減ります。気負わずに話しかけられるような人2、3人と連絡先が交換できれば、それで十分だと思います。
・子どもと一緒で、親になっても、「友達ができるかな・・・。」と不安を抱える人は多いと思います。ちょっとした会話からでも徐々に話していけば友達になれることも多いと思います。ママ友の環境から逃げずに、まずはその環境に慣れるようにがんばってください。
・ママ友がいないことは悪いことではないと思いますが、いないことのメリットより、いることのメリットがはるかに多いと思います。出会いは自分が動かないと見つかりません。子どもセンターなどに足を運び、同じ年齢の子どものママと、ちょっとでもお話しできれば、そこから仲良くなれたりするのではないかと思います。
いかがだったでしょうか?
ママ友を無理につくる必要はないかもしれません。ただ、いたらとても心強い存在になってくれることも確かなので、無理のない範囲で声をかけてみたり、少し勇気を出して悩みを相談してみてはどうでしょう? もしかすると、あなたの悩みに強く共感して、そこからママ友つき合いが始まったりするかもしれません。
【アンケートについて】
■調査地域:全国
■調査対象:小学生以上のお子さまをお持ちの保護者のかた
■調査期間:2015年7月25日~2015年7月26日
■調査手法:「Woman&Crowd」におけるWebアンケート
■有効回答数:100名