教育費の貯蓄、みんなはどうしているの?

平成24年度の文部科学省の調査によると、3歳で幼稚園に入園し、18歳で高校を卒業するまでの15年間で、すべて私立に通った場合は約1,677万円、すべて公立に通った場合でも約500万円の教育費がかかるそう。進学する学校によっても金額はかなり変わってきますが、早めに計画を立てて準備を始めた方がいいでしょう。あなたはどうやって教育費を貯蓄するタイプでしょうか?

<タイプ1> 計画的にコツコツと

積み立ては、もっとも手軽で確実な貯蓄方法。給与から天引きされるものや、毎月決まった日に、一定額を定期預金に振り替えるものにしておけば、間違って使ってしまうこともないでしょう。また、こども保険や学資保険など、教育費の貯蓄を目的とした保険もおすすめです。支払いペースや受け取り時期を自由に設計できるものもあるので、とても便利。商品によっては元本割れしたり、金利によって返戻率が変わったりする可能性もあるので、契約前にしっかり内容を理解し、納得したうえで利用することが大切です。

<タイプ2> ボーナスなどの臨時収入で一気に貯蓄

コツコツと貯めるのが得意でないかたは、毎月の給与以外の収入があったときに、教育費の貯蓄をするようにしましょう。ボーナスやお子さまのお年玉はもちろん、子ども手当、税金や医療費の還付金なども臨時収入として貯蓄に回すと、コツコツ貯めるより速いペースで目標額を達成できる場合も。臨時収入があるとついつい使いたくなってしまうものなので、強い意志で我慢しましょう。

<タイプ3> 収入を増やすことで対処

単純に考えて、収入が増えれば貯蓄に回せるお金が増えます。節約するのが苦手なかたは、働いて稼ぎを増やすのが教育費を貯める手っ取り早い方法かもしれません。新たに職探しから始めなければならない場合は、タイミングよく働き口が見つかるように、日頃から求人情報などに注目しておくといいでしょう。

教育費の貯蓄は、将来必要となる金額を予測して、きちんと目標金額を設定して取り組みましょう。今は大変に感じるかもしれませんが、かわいいお子さまのため。コツコツとがんばっておけば、将来、その成果を感じられることでしょう。

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