「孫がかわいい」のはなぜ? 理由を解説
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「孫は目に入れても痛くない」という言葉まであるとおり、孫は格別にかわいい宝物のような存在。笑顔はもちろん、泣いても、わがままを言っても「かわいい!」と思うのは、愛するわが子の子どもだから…。果たしてそれだけでしょうか? 実は、ほかにもこんな理由がありました。
子どもの成長はあっという間。子育てを経験した祖父母のみなさんは、それが身にしみています。だからこそ、かわいい孫の一挙一動に、かけがえのない愛おしさを感じるのではないでしょうか。「孫がかわいい」のには、さまざまな理由があるようです。
いくつもの「余裕」が、「孫がかわいい」という気持ちを増幅させる?
子どもをもつと、幸せやうれしさと同時にたくさんの責任も生まれます。子どもの健康管理に気を配ることはもちろん、教育方針に悩んだり、経済的な不安があったり…。新米のパパやママは、これまで想像していなかったような壁をいくつも乗り越えながら、子育てをしていくものです。しかし、孫が生まれたとなると話は別。既に「子育て」という長い仕事を終え、精神的にも、また経済的にも余裕がある立場にいるのが、祖父母世代のみなさんです。子育てのプレッシャーを感じずに接することができるので、自分たちが親だった頃はゆっくり味わう余裕のなかった、子どものかわいさを、存分に実感できるのです。厳しいしつけなどは父母に任せ、ひたすらかわいがれるのは、祖父母世代ならではの特権ですね。重なるわが子の姿…できなかったことを取り戻したい! という心理も
かわいい孫の姿を見て、自分の子どもが幼かった頃のことを思い出す人はとても多いようです。孫に遠い日のわが子の姿を重ねることで、ますます愛おしく感じるのではないでしょうか。また、自分が子育てをしていたときには、ゆっくり遊んであげられなかった、贅沢なものを与えてあげられなかった、などの心残りを、孫をかわいがることで果たしたいという心理もあると言われています。子どもの成長はあっという間。子育てを経験した祖父母のみなさんは、それが身にしみています。だからこそ、かわいい孫の一挙一動に、かけがえのない愛おしさを感じるのではないでしょうか。「孫がかわいい」のには、さまざまな理由があるようです。