子どもの食わず嫌い どう解決する?

 「子どもの食わず嫌いが多くて困る」という声はよく耳にします。ところが、今回食わず嫌いに関するアンケートを取った結果、「自然にまかせて食べられるようになるのを待てばよいと思う」という回答が48%を占める結果に。多くの保護者が「やがては解決すること」と考えているようです。でも、少しずつでも解決したい、食わず嫌いのせいで栄養の偏りが心配という保護者も少なくありません。食わず嫌い対策を考えていきましょう。



食卓に出す、保護者が食べる…本人が食べなくても「馴染んでいく」ことは重要

  「効果のあった食わず嫌い対策」として多かったのは、「褒める、おだてるなどして雰囲気を盛り上げる」、そして「まず親が食べているところを見せる」などでした。

もちろん、子どもに見せるのは「おいしそうに食べる様子」です。共通しているのは「食べると楽しい」というイメージをどんどん浸透させていくこと。食べないからといってその食べ物と距離を置いてしまうより、本人が食べないとしても食卓に出したり、家族が食べる様子を見せたりすることが重要です。

 

 


食べる楽しさをアップさせる技を少しずつ織り込んでいこう

 食わず嫌いの場合、子どもが嫌っているのは「まだ知らない味」であり、その食材やおかず本来の味ではありません。ですから、「食べてみたいな」と好奇心をそそる工夫を重ねると、より早く「実際食べること」につながり、それをきっかけに食べてくれる可能性も高くなります。また、楽しい環境の中での食事も大切。食べ物に対する不安がなくなり、その場の雰囲気、勢いで口に運ぶことができるからです。

 

【普段の生活の中でできること】

・いつも通りの食卓でも、お気に入りの食器やお弁当箱を使うなど、容器を変える

・小さくカットできるものであればカットし、一つずつお皿に「整列」させてみる

・爪楊枝や竹串を使い、やきとり風に食べられるようにしてみる

 

【ちょっと環境を変えてみる】

・お友達や親戚とパーティーをして「みんなも食べている」状況を見せる

・ピクニックや外出先での食事などでチャレンジしてみる

 

以上のような状況、環境を利用してみましょう。あまりにも「食べてほしい」とプレッシャーを与えると、食べることが苦痛になってしまいます。子どもが忘れた頃にそっと…という程度がいいのではないでしょうか。いくつか食べられないものがあっても、他のもので十分栄養を補うことはできます。

 

そんなわけで、冒頭でも書いた通り、食わず嫌いは「やがては解決すること」と考えることは、親子にとって最も大切な「食わず嫌い対策」であることに間違いありません。のんびりゆったり、イライラせずに食事を楽しみましょう。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:お子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年5月18日~2015年6月11日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:2,492名

 

 

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