「首が座る」とは? 新生児の首を支えないとどうなる? 首が座る前にやってはいけないこと

赤ちゃんの運動機能は頭に近いところから発達していくそう。「首がすわる」というのはお子さまの成長の最初のチェックポイントなので、気になっているおうちのかたも多いのでは? では、首がすわるとはどういう状態のことをいうのでしょう。

赤ちゃんが自分の意志で頭を自由に動かせるようになること

新生児は頭を支える筋肉が未発達です。首がすわるということは、赤ちゃんの筋肉や背筋や靭帯(じんたい)、また、それらをコントロールする神経が順調に発達したしるし。次の3つの条件をクリアーしているかどうかで見極めましょう。
・腹ばいにしたとき、自分で頭を持ち上げられる
・あおむけにして、両手を持って引き起こすと首がついてくる
・縦抱きで体を傾けても、首をまっすぐに保っていられる
ここまでくるとお子さまはどんな姿勢のときでも、自分の意志で顔の向きを変えられるようになります。首がすわると、縦抱きやおんぶも安心してできるようになるので、お世話がぐんと楽になります。

しっかり首を支えてあげないと赤ちゃんに負担がかかります

新生児期は、自分で頭を支えられません。首がすわるまでは、頭がグラグラ動かないように、しっかりと支えてあげましょう。支えてあげないと赤ちゃんはバランスを崩し、頭がガクリと後ろや左右に倒れてしまいます。首には大切な神経や血管が通っているので、ダメージを与えないよう注意が必要です。また、支えがない場合は、自分で何とかしなければと緊張して体がこわばってしまうことも。大人がしっかりと気をつけてあげたいものです。

首すわりは、練習すれば上達するもの?

ほとんどの赤ちゃんは練習をしなくても5ヵ月までに首がすわると考えられています。それを早めるよう、練習することはできるのでしょうか。効果があるといわれているのが「うつぶせ寝」です。満腹時を避け、機嫌のいいときに行ってみては。必ずそばについて、目を離さないよう気をつけましょう。適度な運動にもなるのでおすすめです。お子さまが嫌がる場合は、無理に練習する必要はありません。

赤ちゃんの成長のペースはそれぞれ。首がすわる時期にも個人差があります。同じ月齢のお子さまができていることができていないと、おうちのかたは不安に思うかもしれませんが焦る必要はありません。大らかな気持ちで、お子さまの成長を見守ってあげましょう。

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