いつから、どんなふうに働いているの? 育児中のママの働き方事情

仕事をもつ女性の数は、年々増えてきています。内閣府男女共同参画局の資料によれば、平成25年で、パパが働く世帯(男性雇用者と無業の妻から成る世帯)は745万世帯、共働き世帯は1065万世帯となっていて、共働き世帯の増加傾向が続いています。では、育児中のママは、どんな働き方で仕事をしているのでしょうか。

出産退職ママと、就業継続ママ

出産前に仕事についていた女性のうち、約6割が第1子出産後に離職しています(「平成23年版 働く女性の実情」概要版、以下同じ)。就業を継続する女性は、どんな雇用形態で仕事を続けているのでしょうか。自営業主・家族従事者・内職従事者のうちの約7割、正社員雇用者のうちの約5割、パート・派遣雇用者のうちの約2割が仕事を継続しています。また、正社員のママのうち、約4割が育児休業制度を利用しているということです。

出産退職ママの再就職先は?

子育て中の女性が再就職する先として、最も多いのがパート・アルバイトの仕事で、約4割を占め、正社員は約2割、自営業や内職などは約1割です。妊娠、出産などで退職した女性の多くが、非正規雇用で再就職していることがわかります。

子どもが何歳のときから働いているの?

厚生労働省が、出産半年後から子どもが9歳になるまでを追跡調査した21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)によれば、どの時期にも正社員で働く母親の割合は15〜21%、自営業・内職などの割合は5〜9%とあまり変化がないのに対し、パート・アルバイト勤務の割合は、子どもの年齢が上がるにつれて増えていきます。出産半年後で3.6%、子どもが5歳になるときには21%、子どもが9歳になるときには36.4%という具合です。
子どもの年齢が上がり、手が離れるにつれて、パート・アルバイトで仕事を始める女性が多くなることが見てとれます。

データを見ると、「育児が一段落してから、パートやアルバイト、派遣の仕事を始めた」というママが多いようです。忙しい育児中でも、ときには、ママ自身の将来を考える時間をもつのも大切なこと。まずは、身近にいる仕事をもつママに、話を聞いてみるのもいいかもしれません。

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