キミの好奇心を刺激する! 体験学習イベントに出かけよう!

夏休みはふだんの教室を離れて、自分の興味・関心を自由に広げるよい機会。この時期は大学や企業、地方自治体などいろいろな団体が体験学習イベントを開催し、理科の実験学習や貴重な資料の展示などを行なっています。みなさんの中には、将来、大学進学を目指す人も多いでしょうから、今回の記事では大学が主催する体験学習イベントを中心に解説します。興味をもったら、ぜひ参加してみてください!


最新の研究を「見たり」「聞いたり」「ふれたり」できる

 大学が行う体験学習イベントでは、その大学が力を入れている研究を、中高生にもわかりやすく紹介しています。講義してくださるのは専門家の先生がたや大学院生。文系、理系を問わずテーマはさまざまです。例えば、離れた場所に立っているロボットへ脳波を伝えて自分の思い通りに動かしたり、ニュースで耳にする「レアアース」の実物を観察したり、何百年も前のヨーロッパの書物にさわって修復作業をしたりする授業などがあります。

 

また、大学の先生に直接質問したり、大学生とお昼ごはんを一緒に食べる機会を設けているイベントもあります。こうした体験を通して「大学での学び」に興味がわくこともあるでしょう。憧れの大学を身近に感じることができるかもしれません。

 

 

「参加したい!」と思ったら、まずはウェブサイトをチェック

 日本学術振興会が、多くの大学と協力して「ひらめき☆ときめきサイエンス」という、体験学習プログラムを実施しています。これは、最先端の研究者がプロデュースする体験や実験、講演を通して、中高生に科学のおもしろさを感じてもらうプログラム。日本学術振興会のウェブサイト内に全国の体験学習イベントの予定が一覧になっているページがありますから、自分が住んでいる地域の大学で体験学習を実施していないか、調べてみましょう※。このサイトで紹介しているイベントは、参加申し込みもインターネットから可能です。

 

「ひらめき☆ときめきサイエンス」とは別に、大学が独自に開いているイベントもあります。これらの開催情報は大学のウェブサイトで確認できます。学校や地域の図書館に置いてある中高生向け新聞に載っていることもありますから、興味がある人はチェックしてみましょう。

 

 

体験学習で「感じたこと」「考えたこと」はきちんと記録に残そう

 イベントによっては、活動や実験に必要な持ち物を指定している場合もあります。参加前に確認を忘れずに。もし、指定されていなくてもノートと筆記用具は必ず持って行き、「初めて知ったこと」「興味をもったこと」「もっと調べたいと思ったこと」などを書き留めておきましょう。実験・観察の記録のために、カメラを持っていくのもいいかもしれません。ただし、撮影禁止の場所・状況がありますから、マナーはきちんと守り、むやみに撮影しないこと。また、野外で行う体験学習の場合、帽子や雨具、タオルも用意しましょう。

 

服装は特に指定されていない場合、自由です。大学のキャンパスは広く、思ったよりもたくさん歩きます。履き慣れている靴で参加するとよいでしょう。

 

体験学習では、大学がどんな勉強をする場所なのか、大学の先生はふだん、何をしているのか、ぜひ聞いてみてください。もしかしたら「この大学に入って、この先生の研究室で勉強したい」と志望するきっかけになるかもしれません。

 

 

「ひらめき☆ときめきサイエンス」

https://cp11.smp.ne.jp/gakujutu/seminar

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