子ども連れのお出かけの待ち時間 どうやって過ごす?

 家族でお出かけが増える夏休み。心躍る楽しい経験ができますが、夏休みといえば、混雑や待ち時間もつきもの。お子さま連れのお出かけで、みなさんは待ち時間をどのように過ごしているのでしょうか。「しりとりなどで遊ぶ」「みんなとおしゃべり」といった物に頼らない過ごし方を選ばれたかたも多いことに注目。お出かけ中の待ち時間におすすめの「何も道具がなくてもできちゃう遊び」をご紹介します。


いつもの遊びを「逆」で!逆じゃんけん、高度なタイミングじゃんけんも楽しい

 お出かけ先での定番の暇つぶしといえば、本、DVD、お菓子を食べる、ゲームをするなど。しかし、ゲームや本は荷物にもなるし、物に頼らない遊びも気楽で楽しいものです。道具要らずの遊びはいろいろあります。

 

たとえば、誰もが知っているじゃんけん。実はこれほど奥深い遊びはありません。グーはチョキに強く、チョキはパーに強く、パーはグーに強く…。それだけのことなのに、何を出すかを非常に考えさせられます。さらに、タイミングも大切です。最近じゃんけんをやっていないなぁと思うのであれば、3回戦、10回戦などでやってみてはいかがでしょうか。その後に試してほしいのが、負けるが勝ちの「逆じゃんけん」。普段と逆のことをするため、なかなか頭を使います。

 

少し学年が上の子どもであれば、手を出すタイミングを少しずらしてもOKというルールを採用してみましょう。口で「じゃんけんぽい」と言うのと同時に出すのがじゃんけんですが、言うタイミングと手を出すタイミングをずらし、相手の動揺を利用して出すじゃんけんです。人がどの時点で出す手を作っているのかなど観察するのも楽しいもの。子どもが出すじゃんけんの傾向を読み取って勝ち負けを宣言してからの勝負なども盛り上がります。

 

 


しりとりの変化球、頭を取っての言葉つなぎ。連想ゲームは年齢を問わず楽しめる

 しりとりはいつやっても楽しいものですが、変化を付けるとより頭の運動になり、面白さが増します。最後の文字を取るのが定番のしりとりですが、頭を取っておしりにくっつけるしりとりなどもあります(うさぎ→『う』が最後に来るもの=しんごう→『し』が最後に来るもの=だんごむし)。

 

低学年のお子さまにはちょっと難しいかな、と感じたら、「仲間の言葉を言い続ける」という連想ゲームも楽しいものです。テーマは「動物」や「お菓子」などのほか、「家にあるもの」「学校にあるもの」「行ったことのある場所」など。駅の名前やアニメのキャラクターなどでも、長く連想を続けることができます。「それ知らないよ?」なんていうことから別の話題に移ってしまっても、それはそれで素晴らしい時間の過ごし方なのでは。

 

 

普段と違う頭の使い方をする遊びは、現代の子どもたちにとってとても新鮮なものです。それに加えて、こういった遊びに夢中になる大人を見るのがまた子どもにとっては非常に楽しいものなのです。「待ち時間をつぶす」という一つの目的のため、家族一丸となって取り組んでみてください。家で過ごす時間ではなかなか味わえないひとときになるはず。保護者のかたも子どもの頃を思い出して楽しんでみては。

 

 

【アンケートについて】

■調査地域:全国

■調査対象:小学生以下のお子さまをお持ちの保護者のかた

■調査期間:2015年5月18日~2015年6月1日

■調査手法:「Yahoo!クラウドソーシング」におけるWebアンケート

■有効回答数:3,133名

 

 

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