オムツはずれを楽しもう

オムツはずれは子どもの成長の一環。あまり悩みすぎずに、気楽に始めるのが、子どもにとってもHAPPYなオムツはずれにつながります。失敗があるのが普通。あせらずゆったりとした気持ちで進めたいものです。


お子さんに自信を持たせ、プライドを傷つけないことが大事

 オムツはずれ、というと大変そう、などと憂うつになってしまうおうちのかたも少なくないかもしれません。けれども、オムツはずれは子どもの成長の証でもあり、二度と戻らない今だけの親子の密な時間ともいえます。子どもと一緒に楽しく取り組みたいですね。とはいえ、家事で忙しい中、叱ったり、怒ったり、責めたり、ほかの子と比べたり、ついよくないなと思っている言葉が出てしまうことも。忙しい時でも、叱らずにオムツはずれに向き合うためには、どのような関わり方をするのがいいのでしょうか。

 

■声かけで子どもの気持ちを代弁してあげる

子ども本人も、失敗したことには気づいています。「あーあ」という残念な気持ちでいるもの。そんな気持ちに対して、怒ったり叱ったりしては、お子さまは萎縮してしまいます。こんなときは、「あとちょっとだったのに残念だったね」など、お子さまの気持ちを代弁してあげる言葉をかけてあげましょう。また、「次はもう少し早く行こうね」と次のことも伝えることで、今回の失敗が次のトライに活かされるはずです。

 

■子どものやる気を盛り上げる

「なぜできないの!」や「失敗してばっかり!」など、責めるのはお子さまのプライドを傷つけてしまうためNGです。子どもにもしっかりプライドはあります。やる気があったのに失敗してしまったということもあるでしょう。オムツがはずれれば、子ども自身もすっきりするのですから、やる気を上手に盛り上げて応援してあげるのが得策。「自分でやってみよう」「がんばる」という気持ちに寄り添うことがHAPPYなオムツはずれへの近道といえるでしょう。

 

■子どものペースを信じる

子育ての中では、ついほかの子と比べてしまうことがありがち。でも、子どもの成長はそれぞれ。子どもによって性格も違い、それぞれ得意分野や不得意分野があるのです。ほかの子と比べて叱るような発言は絶対に避けたいもの。今、お子さまのことを一番近くで見ているおうちのかたが、お子さまのペースを信じて、励ましながら取り組むことが大事です。

 

ちょっと考え方や関わり方を変えるだけで、オムツはずれはきっとお子さまの成長をぐんと後押しするイベントになるはず!

 

 

オムツはずれ体験者が振り返る大変だったけどHAPPYな思い出

 オムツはずれにトライしている間は見えていなくても、オムツはずれの思い出はおうちのかたにとっては貴重な体験だったと思えることでしょう。これからオムツはずれに挑戦するおうちのかたにヒントになりそうな体験談を紹介します。

 

■おもらしの掃除が大変だと思い、オムツに頼っていましたが、思い切って普通のパンツでおもらし体験をさせてからはオムツはずれが速かった。「お姉さんになった」とうれしそうにトイレに行く姿を見てもっと早く取り組めばよかったと思う。

 

■根気よくやれば絶対よい結果になるので怒らず、焦らず。
オムツがはずれてからはオムツ代がかからなくなったことがよかった。

 

■トイレに座らせたときはでないのに下ろした途端シャーッと出たり、トイレットペーパーで遊んだり、何度もブチ切れそうになりましたが、オムツがはずれて、おでかけのときの荷物が減ったり、オムツNGのプールなど遊べる範囲が広がった。

 

お子さまにとっても、おうちのかたにとってもうれしいことずくめのオムツはずれ。
先輩体験談のような、成功したあとのことをイメージして取り組んでみるのもいいかもしれませんね。

 

 

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