はじめてのおつかい 気をつけたいこととは?

 そろそろ「おつかい」をお願いしてみようかな?子どもが小学3年生にもなると一気にひとりでできることが増え、ご近所でのおつかい、お買い物などを考えるご両親も多いと思います。ご自宅まわりの環境にもよりますが、小学3年生(8~9歳)の子どものおつかいは、早すぎるということはありません。いくつかのポイントに気をつけて、おつかいをお願いしてみましょう。


まずは簡単なことから、よく知っている道を利用するようにして

 最初にお願いするおつかいは、「ポストに手紙を入れる」「知り合いに贈り物を届ける」といった単純なものがいいでしょう。過去何度か、親御さんと一緒に行ったことのあることにして、子どもが安全に移動することに集中できるようにします。都合よくご近所に目的の場所がなければ、「おつかいは自宅を出て、自宅に帰るまで」と決め付ける必要はなく、途中まで一緒に移動し、「ここで待っているから行ってきて」とお願いするのもひとつの方法です。

 

 

注意ごとはあっても、一度にあれこれ詰め込んでは意味がない

 いざおつかいをするにあたって、あれこれ気をつけることを伝えたくなるかもしれません。ですが、子ども自身は初めてのおつかいに緊張していますし、「おつかいの目的を果すこと」に集中してしまっていますので、あれこれを一度に詰め込もうとしても意味がありません。目的をひとつ、そしていちばん注意してほしいことについてひとつ(道路で危ない場所など)、その程度にまとめましょう。

 

あまりにも伝えておきたいことが多い場合には、まだひとりのおつかいは早いのかもしれません。急ぐべきものでもありませんので、「もう少し道に慣れてから」「もう一度親子でおつかいをやってみてから」など、考え直して「今回はやめよう」と決断するのも大切なことです。

 

 

目的が達成できなくても絶対に叱らないこと

 おつかいがひとりで達成できれば、子どもは大きな自信を持つことでしょう。逆に失敗してしまった場合、ひどく落ち込んでしまうことが考えられます。もし、途中で戻ってきてしまったり、目的が達成できずに終わったりしてしまった場合にも、絶対に叱らないようにしてあげてください。また今度でだいじょうぶ。もし不安がっていることがあれば話を聞いて、不安が解消できるまでは次のお使いチャレンジをする必要もありません。無理は禁物、じっくりその時期を見極めてあげてください。

 

 

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