お手伝い初めの一歩 料理研究家がお米の炊き方を子どもに教授

お手伝い初めの一歩 料理研究家がお米の炊き方を子どもに教授料理を子どもに手伝ってほしいと考える保護者は多いが、どこまでのことをまかせられるのか、何歳の時に何ができるのかなど、不安な点も多いようだ。そこで、ベネッセ教育情報サイトでは、料理研究家の上田淳子氏に、子どもに手伝わせる「お米の炊き方」について教えてもらった。

 

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朝食にパンを食べる家庭が増え、コンビニエンスストアで温かいごはんを買える時代です。しかし、子どもが自分でお米を炊けるようにすることは、「生きる力」をプレゼントすることなのです。たとえば、地震などで保護者が急に帰ってこられなくなった時、自分でお米を炊き、ふりかけや卵で一食済ませることができれば、それは「生きる力」だといえるのではないでしょうか。

 

子どもがお米を炊くことは、保護者がいちばん最初に助かる「お手伝い」です。保護者が病気などでどうしても動けない時、「ごはん炊いておくね」「梅干しがあるから食べて」と言われると、とても助かります。また、仕事で夜遅くなりそうな時に、電話1本で「ごはんだけ炊いておいて」と言うことができれば、保護者は帰宅後に簡単なおかずを作るだけですぐに食事ができます。

 

実際に、お米を炊いてみましょう。

 

(1)お米を量り、ボウルに入れます。
(2)お米をとぎます。お米を軽く感じられるようになったら、それは汚れが落ちてきたということです。
(3)といだお米を炊飯器の釜に移し、水を加減します。
(4)保護者が炊飯器に釜をセットします。スイッチは子どもに押してもらいましょう。

 

最近は精米技術が発達しているため、あまりとぎすぎるとお米が割れておいしくなくなってしまいます。表面のぬかを軽く落とす程度のとぎ方にするためには、ざるを使うとよい力加減になります。また、といでいる時にお米をこぼすともったいないのですが、ざるの中でとげばこぼすことがありません。さらに、ざるの目でお米をこすることで、余分なぬかがとれやすくなります。水を替える時や流す時も、ざるとボウルのセットであれば、楽にできます。

 

出典:一緒にお料理、お手伝い! お米を炊く -ベネッセ教育情報サイト

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