子どもの料理のお手伝いは「ちぎる」「混ぜる」「○○○」から

子どもの料理のお手伝いは「ちぎる」「混ぜる」「○○○」から家庭で子どもにお手伝いをさせたい、特に料理を手伝ってほしいと考える保護者もいるだろう。しかし、どこまでやらせるか、何歳の時に何ができるのかなど、不安な点も多い。ベネッセ教育情報サイトでは、子どもに実際にまかせるお手伝いの内容や注意点を、料理研究家の上田淳子氏に聞いた。

 

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お手伝いは何歳くらいからできるものなのでしょうか。実は、3歳からお手伝いは可能です。3歳といえば、自分一人で食事をするのもまだ難しい年頃ですが、「料理をしたい」というサインも出しています。たとえば、母親が料理をしている時、「トントントン」と包丁で切るまねをしたり、卵を「コツコツ、パカッ」と割るまねをしたり、そういう大人のまね事が、実は「お手伝いをしたい」という子どもたちからのサインなのです。こうしたサインを、見逃さないようにキャッチしたいものです。

 

お手伝いの内容は年齢ごとに考えるべきではありません。たとえば、まったく料理の経験のない7歳、8歳の子どもにいきなり「料理をやってみましょう」といっても、できるものではありません。年齢ではなく、段階を経ていろいろなことを経験してできるようになるものです。

 

年齢ではなく、ステップ別にどんなことができるのかを見てみましょう。

 

● Step1:「ちぎる・混ぜる・並べる」「卵を割る・粉状のものをかける」
● Step2:「ギザギザの刃のナイフで切る」「チーズ、バターなどをぬる」(道具を使っての作業)
● Step3:「お米をとぐ・炊く」「包丁で切る(初級)」「フライパンで焼く」
● Step4:「包丁で切る(中級)」「なべで煮る」

 

Step1の「ちぎる・混ぜる・並べる」「卵を割る・粉状のものをかける」といった動作は、子どもの遊びの要素の一つでもあります。また、指先を使う作業が中心で、これは道具を持つ前の大切なステップになります。こうした要素を料理に取り入れていくのが、お手伝いのポイントです。

 

出典:一緒にお料理、お手伝い! はじめてのお手伝い -ベネッセ教育情報サイト

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