家庭でできる、冬物衣料の洗い方&干し方~フェイクファー編~
季節はすっかり春めいてきましたね。衣替えのタイミングで、冬の間お世話になった冬物衣料たちの洗い方や干し方を確認しておきましょう。
今回紹介するのは、冬のおしゃれをかわいく&華やかに彩ってくれるフェイクファーアイテムの洗い方。自宅で洗うのは難しそうですが、手洗いならば風合いを損ねずに洗うことができるはずです。
フェイクファーの洗い方
1.まずは洗濯表示をチェック。「洗濯機マーク」か「手洗いマーク」がついている場合は、洗い方に気をつければ自宅で洗濯可能です。
手洗いマークにバツがついているものはクリーニングに出すのが無難でしょう。また、リアルファーは種類にかかわらず水洗いできません。ファー専門のクリーニングを利用してください。
2.毛玉とりでファー全体を優しく撫でて、洗う前にホコリや毛玉を落としておきます。
3.目立つ汚れがついている部分があるなら、水とおしゃれ着用洗剤を含ませたスポンジで軽くたたき、部分洗いをします。
4.洗い桶などに水を張り、おしゃれ着用洗剤を溶かします。
5.洗えない装飾などは忘れずに外してから、洗濯液に浸けて20~30回ほど手で優しく押し洗いしましょう。ファー全体に洗濯液を浸透させるように、液中で「沈める」「浮かせる」を繰り返してください。揉んだりこすったりするのはNGです。
6.水を変えて2~3回すすぎます。このすすぎも、押し洗いの要領で行ってください。
7.もう一度水を張り、柔軟仕上げ剤を溶かして約3分間浸けてから、タオルでそっと全体を押さえて水気をとりましょう。柔軟仕上げ剤を入れることで、ふんわりと仕上げることができますし、静電気も防ぐことができます。
フェイクファーの干し方
1.タオルで全体の水気を拭き取ってから、平らな場所に置き、やや離れた位置からドライヤーの弱風で乾かします。ファーの毛流れに沿って風を当てるようにすると、きれいに仕上がります。ファーは熱に弱いので、ドライヤーの温度を上げすぎないようにすることと、近づけすぎないようにすることが重要。
2.形を整えてから、日光で傷まないよう日陰で平干しをしましょう。
3.完全に乾いたら、毛流れに沿って上から下へブラッシングして風合いを整えます。
洗濯絵表示提供・有限会社フジキョウ