ゴールデンウィーク、親子でワークショップはいかがですか?
最近よく耳にする「ワークショップ」。いわゆる体験型の講座で、自らが参加・体験し、何かを学んだり、創り出したり、参加者同士影響し合ったり……といったことができるものを指します。親子で参加できるものも多く、今までにない刺激や感動を受けられることで人気があります。5月の連休には、お子さまと工作のできるワークショップへの参加も考えてみてはいかがでしょうか。「ママ、パパとできた!」「自分でできた!」がうれしいワークショップをご紹介します。
誰かに見せたくなる「ジェルキャンドル」をつくる
「工作」というと、のりやはさみを使ったりするものが思いつきます。でも、私もそんなに手先が器用ではなくて……という保護者のかたも多いはず。そこでおすすめなのが「オリジナルジェルキャンドル」づくりです。ガラス細工やビー玉、色の付いた砂、貝殻などを自由にグラスの中に入れ、透明な液体化したジェルキャンドルを流し込んで固めます。
ジェルキャンドルを溶かして液体にするためには高温で加熱しなければなりませんが、ワークショップであれば技術的な部分はスタッフや講師におまかせ。「何色のガラスを使う?」「どんな砂浜にしようか?」といったお話をしながら、小物を耐熱グラスに入れていくだけで、気軽にキャンドルを作成することができます。
色の組み合わせを考えるのは、子どもにとって非常に良い刺激となるでしょう。キャンドルですから、おうちに帰って好きな場所に飾っておけるのもいいですね。「ろうそくはどんなふうにできるのか」という知識を増やすことにもなります。簡単に、誰にでもはっとするような美しいキャンドルをつくることができるのも、ジェルキャンドルのいいところです。
ちょっと高度な技術も経験したい!科学系・技術系ワークショップ
「難しくてもいい!」「少し大人な世界もチャレンジしたい!」という親子には、科学系・技術系のワークショップがおすすめです。発電や蓄電の技術を駆使したミニカーやロボットをつくったり、映像のしくみを理解しながらアニメーションをつくったり。アニメーションをつくる際には、人形や建物など、映すものまで自分たちでつくることも。さらに、タブレットやパソコンを使って面白い画像や写真をつくりだすワークショップなどもあります。中にはアプリをつくる高度なワークショップもあるとか。こういったことも、今や「工作」のひとつです。
最近はどうしてもゲームに時間を費やしがちは現代っ子も、電気や映像のしくみを知れば、また違う視野が開けるはず。保護者のかたもお子さまがこれから歩み出す未来のことを考える、いいきっかけになるのではないでしょうか。普段から科学に興味を持つお子さまや、逆に「あまり理科が好きではない」というお子さまにもおすすめ。目の前で起こる化学の力、技術の力は学校の授業と大きく異なり、好奇心をどんどん刺激してくれます。
子どもの日には、こういった子どもや親子を対象にしたワークショップが全国あらゆるところで開催され、話題を呼んでいます。ご近所でも思わぬワークショップが企画されているかもしれません。ご家族で参加できるものをぜひ探してみてください。予約が必要なものも多いので、お早めに。