花粉症・日焼け・虫嫌い……インドア派中学生の理由はゲームだけにあらず
かつては「子どもは風の子」といわれるほど、どんな季節でも外で元気に遊ぶのが子どものイメージだったが、今は外遊びよりも屋内で遊ぶ子どものほうが増えているともいわれている。そこでベネッセ教育情報サイトでは、サイトメンバーの中学生の保護者を対象に「お子さまは『インドア派』『アウトドア派』のどちらだと思いますか? 理由は?」というテーマでオンライン投票を実施した(投票期間:2014年11月 投票数402票)
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投票結果を見ると、「インドア派(26.6%)」「どちらかといえばインドア派(34.1%)」「アウトドア派(8.5%)」「どちらかといえばアウトドア派(17.4%)」と、インドア派が合わせて60.7%、アウトドア派が合わせて25.9%で、屋内で楽しむ派が圧倒的に多いようです。保護者のコメントをご紹介しましょう。
【どちらかといえばインドア派】
● 室内で遊ぶことが多く、部活以外は家にいることが多い
● ゲーム好き。家の中でゲームをするかタブレットを見ている
● 運動は苦手。読書と手芸が好きで外出しなくても平気
● 花粉症、汗かき、アレルギー体質で、インドアで楽しめるよう育った
● 休みの日は読書、ネット、テレビ録画など、家での生活を満喫
● 日焼けが苦手、虫嫌いなのでできれば屋内にいたいようだ
【どちらかといえばアウトドア派】
● 外遊び大好きで、釣りやキャンプ好き
● 部活がない日は近所の同級生と、帰宅後外遊び。体を動かすのが大好き
● 自転車で横浜まで行ったり、サッカーをしたりするのが好き
● ボーイスカウト活動に熱心
また、「ゲームやアニメも好きだし、体を動かすのも好き」というコメントに代表される「どちらも同じくらい好き」は、13.2%でした。屋内で楽しめるアイテムが増えている一方で、「外で遊びたいけれど遊ぶものがなく仕方なく家にいる」というコメントもあり、外遊びがしにくい環境になっていることもうかがえます。
出典:【中学生】お子さまは「インドア派」「アウトドア派」のどちらだと思いますか? 理由は? -ベネッセ教育情報サイト