このポイントに注意! 親子で温泉旅行を楽しむために

親子で行く温泉旅行。親子ともにたっぷりと温泉を楽しみたいものです。ただし、「温泉を利用する」ということを考えると、より注意が必要な点もでてきます。小さな子どもを連れての温泉旅行では、どのようなことに注意したらよいのでしょうか。温泉旅行が楽しい思い出となるよう、注意すべきことをピックアップしていきます。


おむつがはずれていない幼児が利用できる温泉か確認しておく

 幼児を連れて温泉を利用する際に気になるのは「おむつはずれがまだでも温泉に入っていいの?」ということ。これは事前に温泉のある旅館や温泉施設に確認するようにしましょう。多くは「親が責任を持って管理すればいい」という決まりになっていますが、そうではない場合もあります。おむつはずれ前に利用できる場合にも、温泉を利用する際にはビニール袋に入れたおむつや汚れてもいいタオルをそばに置き、すぐに対応できるようにしておきましょう。

ベビーバスやベビーチェアの貸し出しがある温泉もあり

 逆に、「おむつが取れていないから一般のかたがたと一緒に入る温泉は心配…」いう場合には、「ベビー歓迎」という温泉もありますので探してみましょう。ベビーバスや赤ちゃん用のスペースがある温泉、あるいは、ベビーチェアを用意してくれている温泉もあります。幼児が利用することを前提としている温泉であれば、他のお客さんも親子連れや事情を理解して利用してくれるかたですので、心強いものです。


泉質や湯温もできればおさえておきたい

 事前に調べられるなら、泉質や湯温の情報も調べておくとよいでしょう。大人にはよくても、子どもには合わない場合があります。いざ入ったら、熱すぎてゆっくり入れない、痒くなってしまった、では子どももかわいそうですし、大人もくつろげません。入れないと分かった時点で使えるように、お部屋にお風呂(またはシャワー)があるタイプの宿を選んでおくと安心ですね。

 

 

はしゃぎすぎに注意! 温泉はゆったりとした気分になりたい人々が来る場所

 普段と違う大きなお風呂に、子どもははしゃいでしまうかもしれません。しかし、温泉はゆったりと落ち着きたいと考えるお客さんたちが来る場所です。大きな声を出す、走る、お湯の中で暴れるといったことのないようにしましょう。

 

 ある程度お話ができる年齢であれば、「静かに入ろうね」と事前にお話をしておくようにします。普段からついはしゃぎすぎてしまう子どもであれば、他のお客さんの利用がごく少ない時間帯を狙う、「貸し切り」ができるお風呂を探す、事前にお風呂の雰囲気を尋ねておくなどしておけば、子どもにがまんをさせすぎることなく温泉を楽しむこともできるでしょう。
 

 

必要なのは「公共の場」でのルール+αの気遣い

 普段から「公共の場だからこその気遣い」が必要な場面はあると思います。温泉でも基本は同じであり、あまり難しく考える必要はありません。ただし、子どもにとって慣れない場所であること、水に近い場所は他の場所より危険なことは事実です。他のお客さんもお金を支払って楽しむために温泉にきていることを忘れず、+αの気遣いができるといいですね。
 

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